マインドシーカー |
クソ評点 | 99/100 |
要素 | 超能力=ランダム要素 キヨタの電波講座 根気と精神力の鍛錬用 クリアさせる気がない |
ファミコンを引っ張り出してさぁ、起動するぞ!と意気込んだのですが、
カセット端子接続部分に3匹の蜘蛛が入っていたため、
やむなく断念しました。
虫は嫌いだ!ハルジオンです。
さて、今回も生気のないハルジオンさんがお送りしますクソゲー紹介。
超能力開発ソフトという斬新なジャンルを掲げながら、
超能力者を輩出した実績皆無の悪徳ソフト『マインドシーカー』です。
このゲームは、上記の通り超能力を操って進めるものなのですが、
どういうわけか、
画面上のカードを透視したり、
点滅するランプを予知したり、
そういう無駄な作業を強要する作りになっています。
早い話が、
アイディアの無駄遣いです。
プレイヤーはゲーム開始と同時に、
怪しい施設に放り込まれ、そこでエスパーキヨタなる不審人物の指導の下、
超能力の鍛錬をすることになります。
余談ですが、クソゲーWikiの情報によると、
エスパーキヨタのモデルは実在の人物であり、
その人が逮捕されている事が明らかになってるあたり、
超能力は怖い存在である事が如実に分かります。
さて施設内での鍛錬です。
まず瞑想から始まります。
精神を集中して呼吸をコントロールする・・・。
ハルジオンさんは忠実なプレイヤーですので、
指示通りに鍛錬を行った結果、
元々悪い胃腸のあたりに違和感を覚えたのですが、
それは良いとしてこれに果たして意味があるのかというと
全くもってありません。
何故ならばこのゲームは皆さんもお気付きのとおり、
運だけが頼りのゲームだからです。
そもそも、提示されたカードの絵柄と同じ物を、
並べられたカード5枚の中から透視して当てろなんてどういうことでしょうか。
実物であるならばまぁ確かに可能性は否定できるもんじゃ無いですが、
ブラウン管の奥を透視しろとはこれ如何に。
ハルジオンさんは何度も言いますが忠実なプレイヤーなので、
思わずテレビの裏側を確認してしまったりしましたが、
やっぱり分かりません。
そもそもプログラミングを組んでゲームを構築してるという時点で、
ランダムに決まるのは目に見えて分かる事じゃないですか。
というわけで上記の行動に踏み切ったハルジオンさんが
一番危ない事が自覚できましたがそれは良いとして、
コレをとにかく繰り返すのです。苦行です。
そんでもって、予知。
並んだいくつかのランプの中から点滅するものを選ぶのですが、
コレは一応、ランダム要素で決まるとはいえ予知っちゃ予知です。
しかしながら、
当たらないことがとにかくムカつくんですよね。
こちらにある程度の能力がある事が前提にされてるんですから、
無茶苦茶です。
さて、卒業試験をクリアしてエンディングか!?
と思ったのもつかの間、怪しい施設から放り出されて街での鍛錬が続きます。
この街での鍛錬は、バリエーションに富んでるとはいえ、
超能力を実感できてない状態で続行させられるので、
まだ終わんねぇのかよ!ヽ(`Д´)ノ
という感想が先行してしまいます。
で、街の人からお題を出されてクリアする事になるのですが、
それがまた『噴水を出してください』という
豪快な発言をかましてくるんですよ。
で、施設内で行ったトレーニングの延長上のようなことをします。
もちろん成功率は運の要素で変わるもんですから、
下手すりゃ何時間も足止め。
普通の人ならココでカセットを撃ち抜きます。
やっと街のイベントを消化して最終試験に臨んだとしても、
コレが尋常じゃない鬼畜っぷりで、
本物の扉を透視して開けるという内容なんですが、
成功確率が限りなく0%に近いんじゃないかと思わせる難易度。
このゲームは超能力を引き出すんじゃなくて、
人としての精神的限界を引き出すために作られたとしか思えません。
本編に直接関係ない要素として、
エスパーキヨタ氏の香ばしい、あるいは電波的な発言が数多く飛び出したり、
超能力を常識としてみるような世界観であったりするもんですから、
販売元のナムコは一体どうしちゃったんだろう(゚Д゚ )
と疑念を持たざるを得ない状況になります。
ハルジオンさんは借り物であったこのソフトを、
1人では無理だと判断し、
盟友であるポピーと共に数十時間かけてクリアした事があります。
(※中断、ならびに休憩回数は10回を超えています)
実話で申し訳ないのですが、
2人して途中で発狂寸前になったため、
ハルジオンさんは途中で寝てしまったり、
ポピー君にいたっては壁をガンガン殴ったりするほどで、
ゲームを楽しむというコンセプトではなく、
苦行を味わうというコンセプトになってました。
もう
いい
ふつうの
げーむ
やらせて
(´・ω・`)
終了でやんす☆