時空の旅人 |
クソ評点 | 93/100 |
要素 | 原作レイプ作品 常に二択(はい/いいえ) 3歩進んで3歩下がる流れ 描写・音楽も低品質 |
どうも。
ご飯を炊く為に毎回ググッてるハルジオンです。
そろそろ僕もそれくらい知っておくべきだと思い始めています。
(※ハルジオンさんは実家暮らしですが・・・)
さてさて第4回はクソゲー大好きっ子ならば聞いたことはあるでしょう。
もちろんやってしまって脳みそがおかしくなった人もいるかと思います。
映画としても放映され、ゲーム化されたソフト『時空の旅人』です。
前もって言っておきますが、
このゲームは『歴史に残る原作レイプ』として悪名高い作品です。
(※時代が時代ならば訴訟を起こされてもおかしくないレベルだとか)
ハルジオンさんはこの映画というか映像というか、
そういうのは見てないので原作がどうなのか分かりませんが、
少なくとも
このゲームより全てにおいてマシだろうとは思っています。
クソゲーという名に恥じないその出来栄えは、
流石は天下に名高いケムコ様だと思います。
というか、クソゲーハンターの人やクソゲーが純粋に好きな人からすれば
「またケムコか!」
という感じでしょう。またというかコレが黒歴史を作り上げる基礎でもありますけども。
さて、一体全体なにがヤバイのでしょうか。
そもそも原作を見てないので原作レイプについては申し訳ございませんが触れません。
少なくとも、原作の主人公が一切登場しないのは知ってます。
あと、嫌味な脇役がこのゲームにおいて主人公という支離滅裂な設定というのも
補足しておきましょう。
おそらくコレだけで原作が誤解されそうですね。
さて、ゲームの目的は日本の歴史を変えることです。
タイトルの通り、時空を旅するわけですからちゃんとテーマに沿っていると言えます。
登場人物も、
織田信長・豊臣秀吉・ペリー・坂本龍馬などなど歴史を築いた偉人ばかりです。
こりゃ期待に胸を膨らませるじゃないですか!
ごめんなさい。調子に乗りすぎました(´・ω・`)
上記に書いた内容。
それだけがこの作品の美点でありフォローの対象です。
つまり、この作品の得点源はコレだけなのです。
歴史を変えること、すなわち時代の偉人を理想の方向へと導けばよろしい。
さぁ主人公が導く手段というのは何でしょう!信長さんと会話です!
信長
「突然現れたが、お前は神様か?」
▽
[はい] [いいえ]
うん、会話になってない。
というか信長様の質問がもう既にアレです。
そりゃ、変な格好の主人公がいきなり目の前に現れたらそう反応もしたくなりますわね。
でも僕が想像する信長様はこんな人じゃない!
皆さんが気になって仕方ないところを説明すると、
このゲームは『はい』か『いいえ』の二択しか存在しません。
相手が一方的に質問や疑問を投げてきたらそれに二択で答えるだけなのです。
何という手抜き安心設計♪
しかも
答え方によって歴史の方向性は変わっていきます。
史実どおりの正当な歴史もあれば、愛が支配する歴史、お金が支配する歴史、
食べ物が支配する歴史など。
最後のは何かの間違いじゃないかと疑いたくなる世界ですが、
分岐するごとにセリフも思想も変わってきますのでそこは楽しめるかもしれません。
流石に、カステラに頭を支配された天草四郎には絶望しますが。
さて、このゲームは一応アドベンチャー形式ですので、
間違った選択肢を選んでしまうと即ゲームオーバーになってしまいます。
ゲームオーバーにならなくとも、自分の意図してなかった方向へ歴史が変わってしまったり、
さっきの質問に戻っちゃったりします。
これを繰り返すと、歴史上の偉人が痴呆症に感じてしまいます。
また、ゲームオーバーのバリエーションは無駄に多く、
期待はずれの答えを出したら斬り殺されたり、撃ち殺されたり、
餅を無理矢理押し込められて窒息死したり、
何故か殺されたり、
という壮大なスケールでお送りする死亡集が含まれています。
3つ目は食べ物の支配する歴史においてどこかで拝見できます。
4つ目はラスト手前で見られるので是非どうぞ。
”何故か”という抽象的な表現が見事なマイナス査定です。
とりあえず実際にプレイすれば分かります。
とにかくこのゲーム。この一言に尽きます。
おもしろくないヽ(`Д´)ノ
終了でやんす☆