星のカービィSDX(USDX)

 

 

項目

評価

面白さ

10

操作性

10

快適性

描写性

音楽性

 

 

 

 

 


カービィシリーズ屈指の人気タイトル

HAL研究所が生み出したカービィ(通称:ピンクの悪魔)シリーズの外伝的作品。

今作は歴代シリーズとは違い、複数のミニゲームが収録されたものですが、

このミニゲームは2分程度で終わるようなそういうものではなく、

1本1本がストーリーや冒険、戦いという姿を明確に持っており、

隠し要素を含めると、ミニゲームは全部で7つ。定義上該当するものも含めると9つです。

どのミニゲームも一定以上の評価を受けており、

特に『銀河に願いを』と『洞窟大作戦』は、ミニゲームと呼ぶには躊躇うほどの充実っぷりです。

今作の人気の秘訣は、カービィという非常に愛らしいキャラや個性豊かな敵キャラ。

そしてプレイの快適さ、何よりも面白さが充実したゲームを作ったからでしょう。当たり前だろ>筆者。





言わずもがな最高峰の完成度

ミニゲームは本編扱いで合計7つ。そのどれもがマジで遊べるゲームだから良い意味で困ります

最初に選択できるミニゲームの『はるかぜとともに』は、カービィ処女作の世界観でプレイできます。

初心者がカービィのアクションに慣れるには最適な難易度でしょう。

ネット内では、『激走!グルメレース』も非常に人気です。(主に曲が・・・。)

デデデ大王との熱い大食い徒競走で戦う単純さに似合わずテクニックが重要で、

このミニゲームだけでゲームは1日1時間を達成できてしまいます。マジで。

ミニゲームらしからぬ壮大な冒険を用意した『洞窟大作戦』や、

カービィらしからぬマジな戦いを描いた『メタナイトの逆襲』など、

充実したラインナップであり、カービィファンのみならず誰でも楽しめます。

操作性も非常に良く、1時間程度でコピー能力含めてだいたい理解できます

快適なプレイの理由は良好な操作性、飽きにくいミニゲームの中身と構成、

そしてコピー能力を駆使して敵を次々と倒すカービィお馴染みのアクションです。

描写性、音楽性のビジュアル面もとても良いと感じます。

過去のカービィとは違う操作やコツが求められる面こそありますが、

カービィシリーズの良さを殺すことなく上手に昇華していると判断します。

ただし、まぁこれはスーパーファミコンソフトの多くに言えることですが、

データ消滅率が比較的高いため、起動時には細心の注意を払う必要があります。

みんなのトラウマってやつです。

(※データ消失が判明した瞬間の、画面の衝撃度は半端無い。)





リメイクもオリジナルも充実した面白さ

この作品はスーパーファミコン後期〜末期に発売されており、

スーパーファミコンが4000円安く買えるクーポン券が付いていました。

まぁ筆者はその前から所持してましたが。

(※このクーポン券はスーパーマリオRPGにも付いています。)

外国人2人がジョギングしながら「カービィちゃん!」と歌う姿が未だに記憶に残っています。

さて、スーパーデラックスはDS版でリメイクされています。

その名も『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』です。

このリメイク作品の根本はスーパーファミコン版と同じですが、

追加のミニゲームが複数用意されていたり、ムービーが挿入されていたり、

随所随所でパワーアップされているのが目に見えて分かります。

また、問題点として先述したデータ消失の危険性は一気に減っています。

追加のミニゲームは、難易度が高くなっており、

慣れてきた人や上級者でも遊べる内容です。これがなかなか良いんです。

オリジナル版で根強く高い人気を獲得し、

リメイク版で過去の作品を大きく発展させた比較的珍しい作品とも言えます。

(※従来カービィ派とSDXカービィ派の争いは割愛。正直くだらないので。)







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