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クロノトリガー

 

 

総合評価

 

 

 

 

 


スクウェア黄金期を象徴する大作RPG

1995年、当時最強のゲーム企業とまで謳われたスクウェアが放った大作RPG。

ファイナルファンタジーを手がけた坂口博信、

ドラゴンクエストをこの世に産んだ堀井雄二、

歴史に残る名作ドラゴンボールを描いた鳥山明。

業界人BIG3によるドリームプロジェクトによって誕生したこのゲームは、

2012年現在においても非常に高い支持を得ています。

何気ない日常から時代を巡り、地球を救うために冒険をする。

ただそれだけの王道RPGではなく、

FFを踏襲したアクティブタイムバトル、3人パーティ協力を重視した連携など、

いくつかは後述しますが、とにかく充実した面白さを如何なく提供しています。






評価点と失点

評価点 スクウェアの全盛期らしい大作。大作だけあってRPGとしてだけでなく、ゲームそのものとして完成度が凄い
時空を越える冒険をテーマとした壮大なスケールのRPG。その奥深さも相まって非常に面白い仕上がり。
日常の舞台から過去・未来へと冒険する度に、ドキドキ・ワクワクといったプレイヤーの心情が揺れ動く
舞台ごとに人物の描写はもちろん、置かれている立場や心情も違う。
各舞台に登場する人物やモンスターにそれぞれ個性があり、ストーリーをしっかり彩っている
特に人物では『サラ・ジャギ姉弟』が物語に深みを出し、モンスターでは『クロウリー様』が笑いをもたらす。
戦闘はシンボルエンカウントと定位置エンカウントの併用で、通常は回避できない戦闘も存在する。
敵には耐性だけでなく攻撃を吸収してHPを回復させるという能力もあり、敵により違った戦略が必要となる
複数の異なる耐性を持つ敵を相手に単体攻撃・全体攻撃を織り交ぜるなど、戦闘面でも楽しさがある。
また、設定で戦闘時の時間経過の有無を選択でき、ドラクエ・FFの両方の戦闘システムにも対応 している。

大ボス戦では、圧倒されるほどの巨大な敵との戦闘になるため、エフェクト込みでインパクトが大きい
SFCとして上位レベルの描写性 も相まって、戦闘中の見た目の楽しさも十分に堪能できる。
キャラのモーションは決して多くないが、2〜3人での連携技もあり、その場その場での戦術も自由に出来る。
今作で特筆すべき評価点とも言えるのが音楽性の高さで、ゲームを知らない人でも聴き込んでしまうレベル
仲間専用のテーマ曲も概ね名曲であり、作曲者である光田康典氏の音楽センスの高さが伺える。
『風の憧憬』『時の回廊』の他にも、『魔王決戦』『遥かなる時の彼方へ』など名曲に相応しい曲ばかりである。
特に正規エンディングで流れる2曲は、内容や達成感とあわせて感動ものである

 

本編とは他に、最強装備やアイテムを集める際に仲間ごとのシナリオも用意されている
この完成度自体は高めであり、特にロボ、ルッカ、カエルのイベントは涙無しには語れない。
仲間固有のシナリオにより、さらにキャラの性格や背景が明確に描写されている。
エンディングは10種類のマルチエンディング仕様。ラスボスと戦うタイミングにより変化する。
ハッピーエンドから爆笑を誘うお遊び的結末まで様々用意されており、遊び心も豊富といえる。
また、クリア後には『強くてニューゲーム』が追加され、クリア時のデータを引き継いで最初から遊べる。

失点

先述した全10種類のエンディングを見るために、何度も序盤〜中盤を繰り返す必要がある
また、ストーリーは基本的に一本道であることに加えて周回プレイで変化があるわけでもない
ゆえに、エンディングだけでも全て実際にプレイして見ようとすると、結構苦痛だったりする。
カエルとルッカが性能面で比較的冷遇されているのに対して、クロノとエイラが優遇されている。
クロノは通常攻撃に加え、最強魔法シャイニングが使用でき、エイラは攻撃力・回避に優れている。
また、連携技に関してもクロノ&エイラの『はやぶさ斬り』は強力で、エイラはアイテムを盗む技もある。
そのため、攻略だけを考えるならばパーティメンバーは固定されがち 。特にルッカは二軍になりやすい。
加入時期や武器性能・技をよくよく見ると、カエルが微妙な位置にいることも若干気になってしまう。
  難易度は『ゲーム・敵への理解』により大きく変動。要素は前情報無しではほぼ完全攻略不可能といえる。
特に隠し要素は評価点でもあるが、ほとんどはノーヒント。攻略情報がなければ見つけること自体が難しい。






最高傑作と呼ぶべき破格の完成度

今作は2012年時点での筆者にとって、最高傑作という位置づけになっています。

失点こそあるものの、どれも大きなマイナスではないですし、

何より評価できる部分がマイナスを補って余りあるほどのものなのは確かです。

クロノトリガーというゲームが登場したのが1995年。筆者が初プレイしたのが2003年。

リアルタイムでこの作品をプレイしなかった事を残念に思えますが、

失点であるノーヒントが多いという流れ上、初見では完全攻略はまず出来ないと考えて良いです。

それでもストーリー、スケール、描写性に音楽性は抜群。快適なプレイも約束されています。

面白さという重要な要素、プレイヤーを世界に引き込む創意工夫は高評価してもバチは当たらないでしょう

今作は、PS版、DS版、アプリ版などに移植されています。(※ただしPS版は快適度が低いため非推奨。)

是非とも騙されたと思いながらプレイして欲しい作品です。

 

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