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A列車で行こう6

 

 

項目

評価

面白さ

操作性

快適性

描写性

10

音楽性

 

 

 

 

 


鉄道会社経営シミュレーションPS2参入版

パソコンやプレイステーションで御馴染みの鉄道会社経営シミュレーションの第6弾。

駅を設置して線路を延ばし、列車を運行させて街を発展させるという基本は今作でも健在。

後述しますが、今作はプレイステーション2のロンチタイトルとして発売され、

まだビジュアル面では現代よりも劣る時代だったにもかかわらず、

非常に鮮明なグラフィックに仕上げています。

A列車で行こうシリーズが、当時の次世代機であったPS2で登場したことに、

筆者は喜びましたが、まぁそう簡単に期待通りとはいかないことも感じました。





圧巻のビジュアルと大きな改悪

先述したとおり、このゲームの描写性は非常に高いと思います。

A列車は、4では斜め見下ろし視点(シムシティ2000などと同じ)、

5の上空見下ろし視点(シムシティなどと同じ)というのが基本画面でしたが、

今作はプレイステーション2の性能を生かした3D画面でほとんどの工程をこなします。

もちろん見下ろし視点にすることも出来ますが、

この3D表現が非常に気持ちよくて、完成した都市を眺めたり、

列車が走る姿を追尾して見たりと色々な楽しさを演出してくれます。

また、今作は鉄道会社を運営する肝である列車に比重を置いてるため、

プレイヤーが行うのは線路の敷設、駅の建設、列車の購入と運行、ダイヤなどの管理に限定。

さらに都市開発のために範囲を指定する形で誘致を行います。

これにより、列車を運行させつつ、都市の発展を見守るというスタンスが確立されました。

しかしこの比重の置き方故に改悪と思われる部分も顕著になります。

まず、過去作品では子会社を持つことでその建造物から利益を得ることが出来たり、

駅周辺の発展を加速させたり出来たわけですが、

今作では子会社経営が完全に撤廃されてしまい、自由度が大きく損なわれました。

誘致することで、特定の産業を発展させることが出来るのですが、

これは初心者にはかなり厳しく、ダイヤの管理次第で天国にも地獄にもなります。

さらに、産業の相性にも気を使う必要があるので発展した都市を眺めるのにも苦労します。

このように、今までの評価された部分を削ってしまったことで、

この作品が本来得られるはずだった評価には至らなかったと筆者は思うのです。





箱庭の醍醐味は健在か

先述したとおり大きな問題点があるため、箱庭シミュレーションとしての醍醐味は薄くなっています。

また、3D表現を主軸にしている影響は、プレイヤーが行う設計の面でも支障をきたしています。

操作が難しいこともそうですが、地形の起伏が非常に分かりづらく、線路を敷設しにくいのです。

大きな問題点があるせいで、心からこのゲームに没頭できないもどかしさがありますが、

このゲームの良さは苦労して都市を開発し、列車を運行させた後に行う鑑賞にあると考えます。

列車を追尾して駅を巡るもよし、車窓モードで実際に走る路線を楽しむもよし、

都市が見せる夜景を堪能するのも良いでしょう。

こういう点では箱庭シミュレーションの醍醐味は健在であると言っても良いかもしれません。

基本的に筆者の評価では標準的なゲームであります。







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