戦国無双2

 

 

項目

評価

面白さ

操作性

快適性

描写性

音楽性

 

 

 

 

 


一騎当千戦国アクションの続編

コーエー20周年記念超大作(笑)として発売された戦国無双の続編。

今作では使用できる武将が前作の倍以上に増え、ビジュアルも大幅に変更されました。

ステージの構成も比較的分かりやすくなっていたり、明るくなっていたりと、

細かい点も色々と変更されています。感覚としては真・三国無双シリーズに近いです。

卓越したビジュアル面は変更や新楽曲の導入などが大いに評価されていますし、

特殊技の導入によるアクションの強化も行われました。

正統進化というよりも、純粋に良作として生まれ変わった作品というイメージが強いです。





汚名返上の高い完成度

今作は大幅なシステムの強化により改善は進み、ほとんど欠点がありません。

難易度と頻度が低下したことでミッションに振り回される心配が無く、

武将強化による難易度上昇も前作の猛将伝同様、完全に撤廃されています。

城内戦はステージ内に統一されており、味方と共に行動可能かつ、

もはや城とは呼べないほどの罠だらけの構成も撤廃されていますので快適です。

新要素であるスティール、よろず屋の導入によりスキル獲得の自由度が大幅に上昇し、

武将の育成だけでなく、軍馬の育成も可能になっている部分は大いに評価です。

今作から有名武将である島津義弘、石田三成、島左近、直江兼継などが参戦。

子供扱いだった伊達政宗とお市も大人っぽいビジュアルに変更されています。

(※ただしこれには賛否ありだが、筆者は減点対象とは見ていない。)

全体的にパワーアップした中身に満足度は高いのですが、

不満点としてはアイテム装備の概念が排除されたこと、

くのいち・石川五右衛門・今川義元の3名がリストラされており、

阿国、森蘭丸の2名が無双モードで使用不可である点です。

ただし、阿国と森蘭丸はフリーモードと無限場では使用可能であることや、

元々くのいち・石川五右衛門の2名は不人気というか評判が悪かったので、

それほどこの不満点によるマイナスは大きくありません。

ちなみに今川義元は、2猛将伝にて復活しています。完全にネタキャラですが。





大きな不満の無い安定したゲーム

一般的に良作と名高いこのゲームには、筆者もかなり楽しませてもらいました。

前作では、楽しむというより『やらされてる感』が非常に強かったのですが、

今作では様々な点が改善されたため、楽しむことに比重をおけるようになっています。

もちろんこの作品にも猛将伝があります。コーエー商法乙・・・といったところでしょうか。

まぁ猛将伝もなかなか良い出来栄えなので買って損は無いです。今川義元使えるし。

小さな不満は先述したとおりですが、大きな不満点はありません。

無双シリーズでは御馴染みの良質なBGMは健在で、

前作から引き継がれている川中島と大阪城は、わずかに改悪も見えますが良い曲です。

個人的には、手取川、救出戦のBGMが好きです。あぁ、関係ない?ですよねー。

安定して楽しめるゲームに仕上がっているため、誰でも安心して遊べるゲームです。

まぁたぶん、前作が冒険しすぎてアレになっただけだとは思うんですけどね・・・。







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