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かえるのために鐘は鳴る

 

 

総合評価

 

 

 

 

 


  1. 単純明快なアドベンチャーRPG

    魔王デラーリンに侵略されたミルフィーユ王国を救うため、サブレ王国の王子が冒険する。

    まぁ王道と言われるほどお馴染みの冒険ですね。

    RPGといえば敵との戦闘を行っていくことで自身を強化して進めていくのが一般的ですが、

    このゲームにおいては戦闘はターン制でありながら自動で行われ、自身の強さと相手の強さで結果が決まります。

    コマンドの選択は途中でアイテムを使うか逃げるかを選択する程度という簡潔な戦闘システムです。

    レベルアップの概念も存在せず、フィールド上でアイテムを見つけて強化していきます。

    ちなみに、アイテムを取り逃すと途中で敵を倒せなくなるので、必死にアイテムを捜索して自身を強化していく必要があります。

    また、ダンジョン内はアクションになっており、ジャンプや変身を駆使して目的の場所を目指すことになります。

    一見すると難しそうな気もしますが、難しい要素や複雑なものは皆無に等しいため、

    後述する子供達に向けたゲームとなっているのです。





    評価点と失点

    評価点 王道路線にユーモアを盛り込んだ世界を冒険するだけで、何故か楽しさが感じられる。
    RPGとはいえども、難しい仕様はとくになく、アイテム取得を怠らなければドンドン先の冒険を味わえる。
    自動戦闘、敵シンボルの回避がしやすいなどで難易度は低いが、アクション面の歯応えはそこそこある
    また、世界とシナリオが面白い構造になっているため、難易度の低さによる途中の退屈感がないのは大きい。
    所々に何かのパロディが存在しており、それを知っているとニヤリと出来る。知らなくても問題は生じない。
    開発施設『ナンテンドー』、温泉街『ゲロベップ温泉』、金塊の山『フーリン火山』など、ユニークである。

    あるアイテムを使うことで、主人公である王子がカエルやヘビに変身できる。変身後の性能や操作も異なる。
    変身を駆使してアクション面を攻略したり、パズル要素に解答を導き出したりするため、メリハリが利いている。
    ちなみに王子はカナヅチなので水に触れるとアウトだが、カエル変身後に水中探索が出来る。
    GBとしては珍しく、文字フォントが大きくなる場面がある。強調や大声という点では非常に巧みな演出
    とくに主人公である王子の反応が該当し、主人公のユニークな面が垣間見られる。
    今作のフィールドBGMは、心を躍らせる名曲。明るい雰囲気を出しつつ、プレイヤーを退屈させない。
    この曲は『名曲ゲームBGMといえば?』というお題の際にも名前が出るほど支持を集めているようだ。
    他にも城内の緊張感を誘うBGMや、ゲロベップ温泉の緩いBGMなど、探せば多くの良曲がある
     失点 難易度が低いため、パターンやアイテム取り逃しがない限りは、ほとんど詰まる場面がない
    敗北後のペナルティーは体力4からの再開のみであり、罰則がないに等しいこともヌルさをもたらしている
      難易度が低いという事に加え、特定の敵を惨殺し続けることで簡単に金稼ぎが出来る
    これにより序盤は貧乏で苦しいが、中盤以降は金に困る事態にほとんどならないため、ヌルさを強めている。
      エンディングに高いセンスを感じるものの、モヤモヤが残るという点がある。
    ネタバレになるので多くは言わないが、『どっちのパターンも有り得る』という展開に筆者は少々苦しんだ
      ポップな世界観なので、終始緊張感がないプレイになりやすい。城はBGMの影響でそうでもないが。






    埋もれた良作に対する評価

    世間一般での知名度はかなり低いため、このゲームを会話に組み込むのは至難の業です。

    このゲームが発売された時期は、他社の主力ソフトなどとかぶっていたり、

    宣伝自体にもあまり力を入れていなかったりしたためでしょうか。

    なので、世間一般の評価は測りづらいのですが、

    ネット上ではそれなりに知られているゲームだったりします。

    ニコニコ動画でプレイ動画がUPされていたり、フィールドBGMが名曲と評価されていたり、

    なんだかんだ言って好きな人は好きなようです。

    筆者がこのゲームを知ったのは2007年ごろ、プレイしたのは2008年になってからで、

    近所の中古屋で入手してプレイしました。

    名作とは言わないまでも良作であると認識しています。

    単純明快なシステムですが話は伏線もあって楽しめます。

    このゲームの認知度がもう少し高まれば、

    世間の評価もさらに上がるのではないかと思っています。









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