ドクターマリオ |
総合評価 |
A |
失点
安心のマリオブランド
マリオブランドに拘らずともパズルゲームとして完成度が非常に高いゲーム
です。
カプセルを落としてバイキンを消していくという単純明快な落ち物ゲーであり、
対戦ももちろんですが、一人でやる分にもかなり面白いゲーム
です。
無理に連鎖を狙うのではなく地道に消していくことでクリア可能なので、
初心者にも非常に優しく、それでいて誰も置いていかないゲーム性が光ります。
評価点と失点
評価点
落ち物パズルというジャンルに必要な中毒性とハマリ度が非常に高い。
オーソドックスながらも、ルールが非常に分かりやすく、黴菌を退治する快感、連鎖の楽しさが充実している。
気付いたら2時間経過していた・・・なんて事も珍しくはないのがある意味で怖いところ。
操作性も非常に良好。キー入力での暴発(回転しまくる・移動制御がし辛い)などもないため安心できる。
黴菌に触れても一定時間内であればカプセルの移動も可能で、比較的じっくりプレイできる。
ステージが進むにつれて難易度は上昇するも、高騰する場面はなく、実力どおりの難易度でプレイできる。
歯応えの面でも抜かりはなく、やや複雑な黴菌の配置であろうとも、サクサク進めるバランスの良さには感服。
お世辞にも描写は良くはない。色使いは絶妙で、目に悪くもないが、少なくとも褒めるところまではいかない。
難易度選択が最大でレベル20までとなっており、この点においてはやや物足りなさがある。
スペックの関係で仕方ないものの、以降のレベルもほとんど代わり映えしない。
中毒性の高さゆえに時折プレイしたくなるものの、同ジャンルに該当する『ぷよぷよ』ほど爽快感はない。
まぁ、落ち物パズルに過剰な爽快感は必要ないだろうが。
ビジュアル面を除けば不動の名作
微々たる失点こそあるものの、名作と呼ばれて然るべきパズルゲームと言えるでしょう。
中毒性の高さは特に評価すべき点であり、ルールも単純だからこそ馴染みやすいと思います。
操作性が良好であるのは、筆者から言わせれば当たり前の事だとは思うのですが、
当時のゲーム情勢を考えると、操作性に問題のあるゲームは珍しくないため、評価点に加えます。
ビジュアル面では小さな失点こそあるものの、BGMは名曲。今も好きで聴く人もいるのでは?
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