リズム天国ゴールド |
項目 |
評価 |
面白さ |
6 |
操作性 |
9 |
快適性 |
7 |
描写性 |
5 |
音楽性 |
5 |
任天堂リズムゲー待望の続編
ゲームボーイアドバンスで話題となったリズム天国の続編はDS版にて発売。
タッチペン操作を使って音楽のリズムに合わせて操作するというシンプルなルール。
今作は前作と違い、タッチペン操作にほぼ限定された作りであり、
ボタン操作は一部を除いて不要。DSに馴染めない人には正直向かない面があります。
単純明快なルールと、子供も老人も親しめそうな操作方法は、
このゲームのウリであり、様々な音楽にリズムを合わせる試験的な意味でもゲームとして成立しています。
評価点に並ぶ問題点(個人差あり)
前作はボタンでリズムを取っていたのに対し、今作は全てタッチペン操作が基本(LR使用もあり)。
操作方法はステージ開始前に解説してくれたり、確かめたり出来るという親切設計。
タッチペン操作に慣れていない人は、繰り返しプレイで慣れることが出来る範囲です。
つまり言ってしまえば、説明書を見なくてもすぐプレイできるというわけです。
難易度はステージによりまちまちではありますが、
序盤でも慣れていないうちは苦戦するでしょう。ただしこれはバランスが悪いというわけではなく、
難易度的にはやり応えがあると言う方が妥当かと思います。
さて、問題点としては幾つか挙げるならば、
まずDSお得意の音質の悪さによりリズムが比較的取りづらい事もあり、
音楽にリズムを合わせているのにそれを実感しにくいという難点があります。
またリズムゲーは、音ゲーとほぼ同じであると筆者は考えていますので、
この問題点は音楽性に大きく響くものであると考えます。
ゲーム本編意外にもコレクション要素があり、メモを見たり音楽を聴いたり出来ますが、
これらは申し訳程度のオマケに近く、メモ文章自体も面白いとは言えません。
音楽に関しては音質の悪さやクオリティの微妙さで活用しづらいでしょう。
ミニゲームも使い回しがあったり、やったところで何か特典があるあけでもない。
本編に力を注ぐのは結構ですが、オマケの価値が非常に低いのは気になるところ。
中身はそこそこながら旬は早く過ぎる
当初は楽しく遊べたものの、冷静に考えると問題点が目立つゲームと言えます。
中身はリズムゲーとしての体裁を成しているため、遊べるゲームです。
しかしこの手のゲームに必要な工夫があまり感じられない面は不満です。
例えば音楽ゲームの多くは曲数が豊富以外に、難易度でやり応えを与えていたり、
スコアを競う要素を充実させていたりと工夫があるのですが、
今作はDSであることを加味してもそれを実感できる部分はほとんど無いと思います。
というわけで筆者からの評価は下がります。スイマセンね。
それでも中身は面白さがあり、旬のうちにやり込む事で楽しさは見出せます。
よって面白さでは6点を確保しているというわけです。
操作性はかなり良く、快適な操作でリズムゲームが楽しめるという利点が大きいですが、
「もう少し何とかならんかね(´Д`)」というのが本音です。
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