政権交代だけを目的とした偏向報道

 

 

 

 

 

 

 

何度も繰り返すようで恐縮ですが、

ここ近年のマスコミの横暴は特に酷いありさまです。

2009年に自民党政権から民主党政権へと変わったわけですが、

その功労者は他でもない大手マスコミでしょう。

それはそれは露骨な偏向報道のオンパレードでした。

 

 

 

まず、政策についてです。

麻生太郎氏が一時的な景気刺激を目的とした定額給付金。

マスコミはこういう論調というか主張を行いました。

選挙対策のバラマキだ!

給付金の財源なんてあるのか!

消費税を上げるための策だな!

 

 

 

当時の僕はまだ知らなかったということもあり、

マスコミのこうした戯言を若干信じていた節はありました。

しかし調べればすぐに分かった事ですが、

財源は予算に既に組み込まれていたので財源の心配はなく、

もちろん給付金が消費税増税に直結するわけでもありません。

そして1万円強という手軽に消費できる金額であり、

それも今回の1回限定ということもあり、一般人でもほとんど躊躇い無く消費に回せる設定でした。

経済を1mmでも知ってるならば分かると思いますが、

こうした所得移転は消費に回される事によって貨幣の流通が起こり、

その影響で経済が刺激を受けます。

この刺激によって経済の回復を促進させることができるのです。

もちろん一時的なものですが当時としては即効性のある定額給付金は良策でした。

 

 

 

 

これを知っていながらマスコミは定額給付金に猛反発したのです。

マスコミが知っている前提で述べましたが当然ですよ。

だってエリートのマスコミが知らないわけないじゃないですか。

だからこそ悪質極まりないのです。

 

 

 

 

他にも金融危機における経済対策、IMFへの外貨準備金融資など、

多くの知られるべき政策があったのにマスコミは国民に情報提供をしなかったのです。

報道しなかった理由は前後の報道姿勢を見れば一目瞭然。

なんとしても政権交代させたかったからです。

 

 

 

 

あまり僕の中でも信憑性がないままではありますが、

とある情報によれば、

マスコミは民主党の接待を受けていたらしいです。

私が知る限り、コメンテーターの勝谷誠彦、室井佑月、小倉智昭らは小沢一郎から講演料を貰っています。

安藤優子らは民主党じきじきに接待として食事に行っています。

鳥越俊太郎、上杉隆らは全国規模で知られる民主党信者です。

マスコミに関わるこれだけの人たちが民主党政権へのシフトチェンジを企んだことになります。

スーパーニュースに麻生太郎氏が生出演した時を見れば、

安藤優子や木村太郎の本性がよ〜く分かりますね。

古館伊知郎にいたっては語る必要も無いです。

 

 

 

 

政権交代を掲げる民主党を全力で応援したのがマスコミです。

しかし政権交代の為に必要な政治手腕や長期戦略、

政策実現のための財源などは全てシカトしました。

民主党の掲げる政策を絶賛すれども、

それら政策を実行するための財源はどこから持ってくるのか。

そこを攻める事もほとんどしていませんでした。

(※ニュースZERO司会者の村尾氏は鳩山氏にそれを聞いてましたが…。)

 

 

 

 

今こそ政権交代だ!

後はどうなろうと知ったことではない!

 

 

 

 

マスコミは自分の利権を目的に政権交代を国民に訴えただけです。

日本がどうなろうと自分たちには関係ないという事だったのです。

しかし2010年に入りいよいよ民主党政権の杜撰な部分が目立ち始めてきました。

もはやネット世論は我慢できないほどの怒りに支配されつつあります。

マスコミも民主党を批判したり苦言を呈したりしますが、

政権交代をきっぱり国民だけの責任にしています。

自分達はもう他人事のように振舞っているのです。

 

 

 

 

ネットを使わない・使えない中の情報弱者をたぶらかし、

政権交代こそ日本国民の取るべき選択だと強調したにもかかわらず、

自分達は問題が発覚し始めると全ての責任を投げ捨てる。

 

 

 

これじゃどこかの政党とまったく一緒です。

マスコミは政権交代を推し進めた張本人であり功労者です。

あの頃の報道を思い出すとそう感じないわけにはいきません。

日本の国益が損なわれている現状を招いたのは、

現在の政権はもちろん、

それを呼び寄せたマスコミでもあるのです。

 

 

 

 

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