ぴの
〜人間の姿をした新幹線外野手〜

 

 

 

 

 

主要タイトル ファミリースタジアムシリーズ
プチ解説 ナムコオリジナルの野球選手。
ボルトも真っ青の俊足を披露する。

 

 

 

 

現代の野球ゲームで有名なのはパワプロですが、

野球ゲームの歴史は意外にも古いのです。

任天堂がファミコンで発売したベースボールを発展させたゲームといえば、

ナムコが発売したファミリースタジアム(以降:ファミスタ)です。

そのゲームは既存の選手名を変えた形でチーム編成されていると同時に、

ナムコオリジナルのチームが組み込まれていたりします。

また、ベースボールに比べて全てにおいて操作がスムーズかつ、

バランスの良いプレイができたのも好評を博し、

好調な売れ行きを見せました。

 

 

その中で特にハルジオンさんを驚愕させたのは、

ナムコスターズに所属するぴの選手です。

このキャラは、『スカイキッド』というゲームに登場したピノキオをモチーフとしたキャラで、

僕を含めて多くの人が把握してなかったと思います。

で、ぴのの何が驚愕させたのかというと、

ボルトもビックリの俊足です。

バージョンによって誤差はありますが、

バッターボックスから1塁ベースまでを3秒足らずでダッシュできます。

敵が見たら

(゚Д゚)ハァ?

という表情になります。

 

 

この人は初代ファミスタでは代打要員としてベンチ入りでしたが、

次回作以降は1番バッターとしてスタメンを獲得。

ランニングホームランナーとして一世を風靡します。

とにかく貧打ではあるものの、

打ち上げなければ高確率で内野安打は確定するという鬼畜っぷり。

塁上にぴのが居れば1点はほとんど確実だと言われるほどでした。

だって、

バントで出塁できたら、盗塁×2してスチール決めれば良いんですもん。

5億円プレイヤー確定じゃないですかコイツ。

 

 

流石に強烈なゴロでは間に合わずにアウトになりますけどね。

DS版ファミスタにおいては、バント決めればメシウマ状態が決定しますので、

楽しみたいならば正直使わないほうが良いとは思いますね。

原作を知らないのでぴのが本当に俊足なのかは分からないのですが、

ナムコスターズでは、ぴのに次ぐ俊足の選手に、

まっぴ・らりいXの2人が居るのです。

この後者2名は確かに機敏というイメージがありますから、

恐らくぴのも原作ではブイブイ言わせるほどの足だったんでしょう。

 

 

そんなぴのは守備範囲の広さもウリに、

常にナムコスターズの特攻隊長として愛されてきました。

とりあえずセンターにボールを飛ばしたら危険である事も容易に分かります。

走力が軒並み低く感じるファミスタにおいて、

この走力の高さは恐怖以外の何物でもありませんからね。

 

 

 

 

 

戻る。