エドモンド本田
〜世界一強い大関〜

 

 

 

 

 

主要タイトル ストリートファイター2
スーパーストリートファイター2
スーパーストリートファイター2X
ストリートファイターZERO3
ストリートファイター4
プチ解説 相撲を世界進出させる野望の持ち主。
実は意外な人体構造をしている。

 

 

 

 

2010年6月現在、日本の国技である相撲は窮地に立たされています。

近年で話題になったのは八百長疑惑に某元横綱の怠慢。

そして今年は野球賭博騒動といった不祥事の連続であり、

僕の幼少時代には大人気だった相撲の姿は見る影もありません。

しかしながら相撲自体は僕は好きで、時間があればテレビで見ることもあります。

そんな日本の低迷を象徴する相撲の姿を見て、

エドモンド本田氏はきっと泣いているでしょう。

 

 

 

さて、そんな相撲の話はこの際どうでも良いとして、

エドモンド本田氏について語りましょう。

彼はアーケードで絶大な人気を得たストリートファイター2にて初登場します。

このゲームはスーパーファミコンなど、多くの家庭用機種に移植されたため、

キャラクター1人1人の知名度も高く、本田氏も例外ではありません。

まずはそのスタイルと風貌からです。

 

 

本田氏は力士らしく半裸で、赤いまわしの上に浴衣を身に付け、上半身だけをはだけた状態にしています。

そして顔には如何にも日本の伝統を重んじる彼らしいペインティング

見た感じ歌舞伎っぽいですが、勝利ポーズなどを見るとおそらくコレで間違い無さそうです。

そんな威圧感バリバリで、パワフルな格闘スタイルの彼ですが、

意外にも番付は大関です。

あんな体格でしかもあの攻撃力を持ってしても横綱になれない本田氏ですが、

彼よりも凄い力士が居るという事で良いのでしょうか。

 

 

さてさて本田氏は相撲を誰よりも愛する生粋の相撲レスラーです。

その思いがいつしか相撲を世界に進出させるという野望に変わります。

それこそストリートファイターに参戦する目的ですからね。

普通、大関が独断でそんな事したらそれこそマスコミ沙汰です。

(※もちろん横綱ならOKというわけでもないですが…。)

さらに彼の野望は登場を重ねるごとに大きくなり、4においては

相撲を『わーるどわいど』にするため、本場所をすっぽかすという暴挙もします。

本場所に出場せず世界を回って敵を投げ、つっぱり、蹴るという、

豪快すぎて何がなんだか分からない状況です。

 

 

本田氏の好きなものは相撲とちゃんこ鍋。

特にちゃんこ鍋への思い入れは強いらしく、相撲と無関係な人にも勧めるほど。

スト2のエンディングでも

弟子を背景に満面の笑みでちゃんこを食べる彼の姿が拝めます。

 

 

そしてココが僕の驚いた部分になるのですが、

エドモンド本田氏は相撲力士なのでもちろん頭上には髷があります。

これはまぁ相撲業界では力士の証であり、

そのセッティングにも技術や時間がかかるというたいそうな物なのです。

ブランカの電撃ビリビリ(技名忘れました)を受けた時に分かるのですが、

なんと髷にまで骨がある事が判明します。

この事実が判明したので本田氏は一般人とは絶対に何かが違うと疑念を持ちます。

しかしながらゲーメストという雑誌において、

髷にまで達してる骨はフライドチキンの骨と回答されています。

頭突きの威力を上げるためにわざわざ仕込んでいるのだとか。

それだったら、頭突きをした本田氏が危険です。

頭突きした瞬間に、骨が頭皮を貫通してしまうはずですもん。

 

 

最後に、この人は人間でありながらも実に不思議な事が出来ます。

というのも格闘ゲームに登場する人は大概現実離れした能力の持ち主ですけどもね。

手足が伸び自由自在に火を吹くインド人や、

手の形をした気功を平然と連発する格闘家。

それらに混じって本田氏も負けてはいません。

本田氏の得意技はスーパー頭突きという技で、

最大で約10mほどの距離を水平移動しながら頭突きが出来るのです。

水平なので重力の概念が適用されず、常に真横に移動できます。

その動力はに包まれており、

人間の身体構造や脚力を考えても事実上不可能な芸当(?)です。

 

 

さらにさらに相撲を本職とし、相撲を愛する身でありながら、

キックやヒップアタックを平然と使います。

まぁストリートファイトの世界ですから別にそれは良いと思うけど、

健気にパンチしか使わないバイソンと比べると違和感爆発です。

そんな本田氏ですが、今なおスト4に出演しているなど活躍中。

是非とも張り手の応酬で世界を震撼させて欲しいです。

 

 

 

 

 

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