サカキ
〜ロケット団を取り仕切る最強のジムリーダー〜

 

 

 

 

 

主要タイトル ポケットモンスター(赤・緑・青・黄)
ポケットモンスター(ハートゴールド・ソウルシルバー)
プチ解説 悪の組織であるポケモンマフィア『ロケット団』の総司令官でありトキワジムリーダー。
地面タイプや屈強なポケモンを駆使し、主人公との死闘を繰り広げた悪い紳士。

 

 

 

 

世界を蹂躙しつくしたポケモン。その初代において大きなインパクトを残したキャラがいます。

ポケモンマフィアロケット団の総司令官、ロケットカンパニー代表取締役、そしてトキワジムリーダー。

その3つの肩書きを持ち、その名に恥じない実力を持った男こそ、

今回紹介する『サカキ』です。ダンディーというか渋いというか紳士というか・・・ そういう人です。






ロケット団という組織は、ゲーム中でも語られますが悪の組織 であり、

ポケモンを道具のように扱ったり、気に入らなければ殺してしまったり、

ポケモンとは自分達の利益のために存在する生物という認識 に基づいて行動しており、

主人公の行く先々で姿を見せ、ポケモンバトルを仕掛けてきます。

この際に使ってくるポケモンは地面タイプが中心 で、後はガルーラやペルシアンです。

(※黄色バージョンなどで違いがあるようです。HG・SSはわかりません。)

基本的に攻撃力の高い物理アタッカーの使い手 であり、

サイホーンとかゴローニャとか物理防御力に優れたポケモンも好んでいるようです。

レベルは低くはないものの、順調にシナリオを進めていれば勝てる程度で、

お世辞にも強いわけではありません。

ただし、リメイク版のファイアーレッド、リーフグリーンでは特性の追加であったり、

技が変更されていたりしてるので、ジム戦は一筋縄ではいかないでしょう。






サカキの外見は、おおよそ30代後半から40代前半くらい。

髪の毛は短髪あるいは、短い髪をオールバックにしているようなもので、

見方によっては額の広さから『毛根の悩み』 もあるかもしれません。

初代ポケモンでは両手をポケットにしまいこんで威嚇体制で、

表情もかなーり悪そうなものです。ボスらしく威厳はありそうです。

リメイク版では片手だけポケットにしまている横向き姿ですが、

容姿そのものは初代とほぼ一緒です。DS版は未確認なので知りません。






サカキはポケモンという身近な場所を舞台にした少年の冒険に、

組織の暗躍を臭わせる演出をしてくれる人物です。

本拠地はタマムシシティ。ゲームコーナー地下にアジトを設けており、

そこで指示を飛ばしたり、何かしら研究したりしているようです。

タマムシシティの市内には、所々でロケット団員を見かけるため、

治安は悪いと思われます。そんな中でジムリーダーやってるエリカって・・・。

でもそんなタマムシシティのすぐ左側では、

希少種であるカビゴンが気持ちよさそうに寝ているため、

サカキはカビゴンを捕獲することにそれほど興味を抱いていないようです。

まぁ食費がかかるし・・・財政状況も良くないんでしょうかね。





主人公とは合計で3回戦います。タマムシシティのアジト内部で負けて逃げ、

ヤマブキシティにあるシルフカンパニー本社で再び負け、

トキワシティのジムではジムリーダーとしてバッジをかけて戦い敗れます。

まだ10歳そこらの主人公に、ことごとく叩きのめされ、野望を阻止された挙句、

最強のジムリーダーとしてのプライドまで奪われたわけです。

優しい言い方をすれば苦労人であると言えなくもありません。

最後の戦いで主人公に負けた時は、それまでの勢い任せの言い訳をせず、

潔く負けを認めてグリーンバッジと自分で開発したわざマシンをくれます。

もう1度話しかけると、

「これでは部下に示しがつかない。今日限りをもってロケット団は解散する。」

「私はもう1度、ポケモンの修行を1からやり直すつもりだ。」

(※うろ覚えなのでちょっと違うかも・・・。)

と言って、その場から去っていきます。その後は消息不明として扱われることになりますが、

悪の組織を束ねるボスにしては、非常に潔い態度であると思います。







余談ですが、続編の金・銀・クリスタル、そのリメイクであるハートゴールド・ソウルシルバーにて登場する、

赤い髪の毛の少年は『サカキの息子』であると言われています。

よくよく見ると顔つきや目元が確かにそっくり・・・そんな気がするね。

 

 

 

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