新テーマパーク編

 

 

 

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1:クセの強い土地『オーストラリア』

2:ショップの定員数制限について

3:最も危ない乗り物『ディッシュスピン』

4:教育されたスイーパーの本気

5:禁断の技『お客様は生贄です作戦』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1:クセの強い土地『オーストラリア』

 

 

このゲームは、遊園地を作って経営する事を題材としたシミュレーションゲームです。

箱庭系が好きな人は名前だけでも聞いたことがあるかと思いますが、遊園地を建設する土地も選べます。

その中でも異彩を放つ国が今回紹介するオーストラリアです。

 

何が異彩であり不可解でありムカつくのかというと、

早い話が土地の形です。

どの国も大中小の3パターンで面積が決められており、そこに起伏がどのくらいあるのかという差があります。

日本であれば国土自体が狭いため、小規模の土地で奥にちょっとした起伏があったり、

ロシアであれば広大な国土のため面積は大きく、さらには全て平地となります。

 

オーストラリアは中規模の面積を持っていますが、事実上開発スペースは広くないし、

遊園地設計において頭を悩ませる要素がてんこ盛り。上級者向けの土地なのです。

まず、面積の7割以上が台地(断崖絶壁の山)です。

どうしてこんな土地を開拓者は選んだのかはなはだ疑問です。

オーストラリアは平野が少ないのかどうか微妙なところですが、

それにしたって入園直後の客に登山を強要しなければならないとはコレ如何に。

 

初心者は手を出してはいけない。そんなオーストラリアです。

 

 

 

 

2:ショップの定員数制限について

 

 

遊園地に行って遊んでいるとお腹が空きます。喉が渇きます。

時にはゲームをして気分転換したり、最後にはお土産を購入したりする事でしょう。

このゲームでも飲食店やゲーム屋、御土産屋などが建設できます。

それにしてもゲームという世界は実に融通の利かない部分があります。

 

それはタイトルでも述べている、入場客の制限。つまり定員数が決まっているのです。

例えば、ハンバーガーショップでは初期状態で4人。最高レベルにしても7人までしか一気に利用できません。

この世界において、お客に並ぶ意識も無ければ経営側には並ばせる気も無いのでしょうか。

 

さらに、このゲームの客層において、1人で来る人も居れば、

2人で来るカップルや3人で来る家族連れも存在します。

これまた非常に厄介な要素として、カップルは定員2人分。家族連れは定員3人分でカウントされてしまいます。

儲けはもちろん定員分あるのですが、

そんなチマチマした制限なんか現実世界ではほとんど考えられないはずです。

 

日本のマスコミなんか暇なのかどうか知りませんけど、

平気で行列の出来る店を紹介しまくっているじゃないですか。

利用する意識のある人に利用してもらうという概念が欲しいところ。

結論としては、

経営側の変な定員制限は『楽したいから』という安直なものだと思います。

お客様主義ではないところにセンスを感じるのか。

融通の利かないところにナンセンスを感じるのか。

判断はプレイヤー自身が握っていますよ!

 

 

 

 

3:最も危ない乗り物『ディッシュスピン』

 

 

遊園地の目玉といえば乗り物。アトラクションです。

コレが無いと遊園地の意味を成しません。

仮に、この存在が無くてショップばかりの土地に来たらあなたは遊園地と認識できますか?

僕ならちょっと大きな商店街に来た気分になります。

 

さて、このゲーム内には多くの乗り物があります。

登場する乗り物全てを開発して設置する事は出来ませんが、

自分の理想とする形を思い浮かべながら開発していくのは実に楽しい。

そんな中、現実的に考えてこんな乗り物に乗ったら危ないというものもあります。

 

色々ある中でハルジオンとアクアンが最も危険な乗り物として挙げるのが『ディッシュスピン』

コレは皿の上にボールの形をした乗り物があり、それがコーヒーカップのようにグルグル回ると同時に、

皿までグワングワン傾くというものです。

 

現実的に考えた結果、

乗り物酔い率約98%下手したら乗り物から吹っ飛びます

ゲーム上で乗り物に乗る事も出来ますが、画面越しでもオエ〜しそうな風景でした。

それ以上に、あの回転でしかも傾斜を考えると乗り物から落ちる気がします。

乗るときは目を瞑って乗りましょう。

 

 

 

 

4:教育されたスイーパーの本気

 

 

遊園地を管理する手助けをしてくれるスタッフ達。

彼らは優秀な技術を持っている反面、無能者はどんなに頑張っても無能という性質を持っています。

その効果がはっきり分かるのが園内を清掃するスイーパーです。

彼らは$2000という

コーヒーカップ建設費用2回分の給料を貰っている身でありながら、

初期状態では鈍足。放置しておくと変な場所ばかり巡回。

さらには1人で出来るゴミ処理を集団でやり始めるという厄介な奴らです。

 

こんな彼らですが、居ないともちろん話になりません。

そこで彼らスタッフには投資を行って教育を施す必要があります

小規模のままであれば初期状態でも何とかなるのですが、

規模が大きくなってくるとやはりそれ相応の能力が必要になっていきます。

さぁ、そんな鈍足スイーパーを最高レベルまで教育した結果どうなったのでしょう。

 

移動速度が自転車レベル(推定10km/h)。

ゴミ処理時間が1コマ約2.0秒 → 1コマ約0.5秒

トイレ・ゴミバコ清掃が1つ約6。0秒 → 1つ約2.0秒

 

という教育によって彼らは超人へと進化することになりました。

爆走しながら塵取と箒でサッとゴミをすくいあげ、

トイレとゴミバコの清掃は残像が出来るくらいの手の動きで済ませるという

どう考えても現実的じゃないものになっちゃいました。

 

でも、$90000も投資した結果ですから、

人体改造とかしてても不思議じゃないと思うんですよね。

問題はそんな速度のスイーパーとお客さんが接触した場合、

交通事故として扱われることですね。

 

 

 

 

 

5:禁断の技『お客様は生贄です作戦』

 

 

新テーマパークには資金調達の為の危ない手段が用意されています。

このゲームをやった人ならご存知の

入場ゲート前で客を環状道路に閉じ込めて解放させ、多額の入場料だけ毟り取る

『バターになる前に金払え作戦』

 

 

客がショップで並んでいる最中に販売額を最高額に設定して強引に買わせるボッタクリ商法

『お客様は生贄です作戦』

 

という

非人道的なテクニックが存在します。

こんな手段を使わずにうまく経営する事が肝心であり、醍醐味ではあるのですが、

やむを得ずこの手段に踏み切らなければならない事だってあるでしょう。

現実でこんな事したら司法が黙っていません。

 

ではではこの上記のテクニックによって犠牲となったお客様たち。

お金が無くなって当然ですが、所持金以上の金額も何故か支払っているのです。

コレは一体どうしてなのでしょうか。

 

現実的解釈を用いて2つほど結論を出してみたところ、

1つはカード払いです。

この世界では現金による支払いが普通であるならば、足りない分はカードで支払う。

そうする事によって経営者側にはちゃんと売上金が回ってくるのです。

しかしながらこの結論では問題点も同時に生まれてしまいます。

それは、アトラクションを利用する際の入場を見てもらえれば分かります。

スムーズに入場して尚且つアトラクション利用料を支払っているという事は、

あらかじめカード払いである可能性があるのです。

つまり客のインフォメーション画面に表示されている金額は、カード残高であると考えられるのです。

 

では、不足金額はどうやって補っているのでしょうかという2つ目の結論は何か。

それは預金からの請求、または資産からの天引きです。

この現実社会において支払い不足で商品を提供するなんていう事はありえない。

むしろあってはならない。

不足した金額はきっちり耳揃えて支払ってもらわなくてはいけません。

という事は、カードでも支払えない時は客の預金から引き落とすという手段に踏み切ります。

預金でも不足してるならば土地を売ってでも支払ってもらうのです。

 

どうですか。

コーラ1杯の為に土地売るとか。

泣けますよ。というか首くくるレベルですよ。

でもこうしたやり方がゲームではまかり通ってしまうのが不思議ですよね。

非人道的なこの手段にも当然それなりの覚悟が必要です。

下手に手を出すと入園客がどんどん減っていくので、宣伝をしていくなどの対策は考えておきましょうぜ。

 

 

 

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