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偉大なる存在『十字キー』

 

 

 

 

 

 

 

 


ゲームを操作するために手に持つコントローラー。

キャラ操作やコマンドセレクトにおいてその真価を発揮する十字キーという存在は、

今現在のゲームでは当たり前となっています。

ファミコン、スーファミ、64などの任天堂製品だけでなく、

PCエンジン、プレイステーション、セガサターン、X−BOXなどでも使用されています。

(※ただし任天堂が商標登録しているため、他企業は十字キーに似せた仕様となっています。)







十字キーとはいつ頃から導入されたものなんでしょう。

実は家庭用ゲーム機自体は僕が生まれる前から既に世に出回っていました。

アメリカに本拠を構えるATARI社やマグナボックス社などによって、

アメリカでは家庭用ゲーム市場が活発な動きを見せた時代があったのです。

もちろんこれらの企業により家庭用ゲーム機が作られ、販売されていたわけです。

(※この辺の内容については次回のコラムで解説する予定です。)






しかしこの時代のゲームコントローラーはボタンだけしか無かったり、

コントローラー自体がジョイスティックであったりと、現在とはかなり異なったものでした。

しかし当時のユーザーにとっては、未知の存在であった家庭用ゲーム機。

コントローラーそのものにしたって、ジョイスティックが当たり前でした。

しかしある企業のある人物により、

家庭用ゲーム機、そしてコントローラーの常識が完全に覆されます。





任天堂に所属していたゲーム史に名を残す鬼才『横井軍平』という男。

彼は何気なく任天堂というちっぽけな玩具会社に就職し、暇を持て余していました。

暇つぶしを兼ねて作った玩具が社長の目にとまり商品化され、

予想外の大ヒットを記録してしまったことで出世し、現場の人間として正式に起用された


という伝説があるほどの人間です。

彼はゲームに大きな影響を与えた人間としても非常に有名で、

かの有名なゲーム&ウォッチゲームボーイバーチャルなんとかなど、

数々の商品を手がけ、ヒットを飛ばし、

『枯れた技術の水平思考』という名言を残しています。







話が逸れていますが、何を隠そうこの横井氏が十字キーを手がけた張本人です。

ゲーム&ウォッチの開発にて、携帯ゲームである利便性を最大限に生かす操作性を追及し、

その結果、左手親指1本だけで上下左右の操作を一手に行える存在『十字キー』を考案

結果的にそれが要因かどうかは分かりませんが、ゲーム&ウォッチは大ヒット。

この後に発売されるモンスターマシン『ファミリーコンピュータ』にもこの十字キーが採用され、

日本では、このモデルが完全な常識となってしまったのです。






十字キーは先述したとおり、親指だけで操作が出来る単純明快な仕様と、非常に快適な操作性

なおかつジョイスティックにおける問題点をことごとく解決させたという功績があります。

ジョイスティックは、床や机に置いて操作するスタイルですが、

これは左右の手を使いづらいことや、決まった体勢で長時間プレイすることになるため、

身体に負担となることが問題視されていました。

しかし十字キーとボタンが一体となっている携帯ゲーム、コントローラーの登場により、

手に持って操作でき、どんな体勢でも画面を見ながら操作することが出来るようになりました。

ついでに、手元を見なくても操作できる構造になっているのもウリでしょう。

まぁ流石にバク転の最中とか、逆立ちしながらとかでは無理ですけどね。ってかしねーし。






ゲームの常識を覆し、親しまれ、現代でもなおその存在による恩恵がある。

これほど偉大な発明に値する、または上回る存在は、

ゲームという物を世に誕生させた人物作られたゲームそれに魅了された実直なユーザーくらいでしょう。

どのマシンも現在では十字キーによる操作が定着しています。

しかしこれは、当初から存在していたわけではなく、

企業の人間によるたった1つのアイディアによって生み出されたものなのです。

もしもそのアイディアが生かされていなかったら、

今のゲーム市場はどうなっていたんでしょう。それはそれで気になるところですけどね。

 

 

 

次回のコラムもお楽しみに!

 

 

 

 

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