ゲーム脳否定論

 

 

 

 

 

 

 

潜伏期間であった7月上旬から8月上旬までの間に

下痢3回。嘔吐3回。妄想世界から抜け出せない事6回。

そういう病気でしょうか。ハルジオンです。

 

 

 

 

キラッ☆

という単語が頭の中でよぎってしまった今日この頃。

これも病気だと仮定しておくとしますがそれは良いとして、

今回はまたゲーム業界を危機に陥れようかという話題をお送りします。

結果的に危機に陥らなかったのが幸いしていますが、

まずこの言葉から言わせてください。

 

 

 

 

ゲームを知らない者ども

ゲームが嫌いというだけで

根も葉もない妄言を信用するとは

落ちぶれたものだな!

フッハッハッハッハッハッ!

 

 

 

 

ふぅ。

満足したのでこの勢いで終わりにしたいところですが、

それだとハルジオンさんが危篤脳になったとしか

記憶に残されなさそうなので書くことにします。

 

 

 

2002年。とある本が出版されました。

森昭雄著書『ゲーム脳の恐怖』です。

この本は10万部を売り上げた事で一躍騒がれまして、

騒いだのは

ゲームを敵視する無知な教育者

教育者気取りの一部中年

反省という言葉を知らないマスコミ

だけなのですが、

これが反響を呼んでしまった背景には、

少年犯罪だとか子どもが言う事を聞かなくなってきてるだとか

明らかに関連付ける可能性が薄い根拠を信用してしまった人が多かったということでしょうか。

 

 

そもそも子どもが言う事を聞かないとか、

ゲームばかりやって不安だとか、

あたくしの坊ちゃんが笑顔を見せてくれないだとか、

そういうのは家庭の問題として取り上げるべき事柄なのに、

わざわざゲームを戦犯として取り上げて、

ゲームは脳に悪いとあっちこっちに言いまわってるのは、

惰性に満ちた教育社会を覆い隠すための陰謀に他なりません。

 

 

 

早速説明して行きましょう。

ハルジオンさんは脳科学に関する知識は持ち合わせていませんが、

脳の動きで人が影響を受けているという現象自体は一応知ってはいます。

ここでは森さんの記述に少し触れていき、

森さんの脳がどれだけ麻痺してるかを見ていきましょうか。

 

 

 

まず森さんは日本大学において

ゲームをよくプレイする学生10人をサンプルに実験をしました。

実験には森氏本人が開発した脳波計測器を用いて、

ゲームプレイ前・プレイ中・プレイ後を観察し、

脳の動きを見ていきます。

 

 

 

さぁ、皆さん。

この初期段階で分かっていただけたでしょうか。

この時点で森さんの脳はヘドロに汚染されている状態なのです。

まず、実験にはそれなりの数の実験台が必要になります。

多くの人を計測器にかけてより細かなデータを取らないと、

信憑性が無いからです。

それなのに森さんは10人ですよ?

10人

10人

10人

 

稲葉物置ですら100人いるのに

10人とはこれ如何に。

そもそも1人該当するだけで10%になりますから、

詳細なデータなんて取れるはずがありませんよね。

 

 

そしてここでもう1つ気になるのが使用した機械です。

記述を見ると独自に開発した機械である事が分かるのですが、

この機械が臨床の機会に使用された実績は皆無です。

つまり、医療の認定を受けてないわけでして、

得体の知れない機械による実験である事になります。

奇怪な機械です。

 

 

 

 

 

 

 

クルリンぱ\(゚∀゚)ノ

(※変な空気を払拭するための動作)

 

 

 

 

 

長くなりそうなので続きは最後に掲載する場所を参照してほしいのですが、

もう1つ興味深い事に、

森氏はゲームというものに関して無知です。

 

 

 

面白かったのは、RPGというジャンルを

「自分が敵に見つかって殺されないように敵陣に進入し、相手を威嚇しながら画面上を突き進んでいくというゲーム」

という定義で考えており、

森氏の見解によると、DQやFFはそういうヤバイゲームなんだそうです。

斬新ですよね。違う意味で。

というかそれなんていう天誅?

 

 

そして世界中に浸透したパズルゲーム『テトリス』について、

「テトリスというパズルゲームはソ連の軍隊で人を殺すための教育の一つとして開発されたものである。

テトリスで遊ぶと、人を殺しても何とも思わなくなる。その訓練の為にテトリスをやらせていたのである。」

と説明しているのです。

なるほど。僕の初めて触ったゲームはそんな目的だったのか!

だから親指が動かなくなってしまったのか!

しかも僕は殺戮マシーンだったのか!

うわああああああああああああ!

 

 

あ〜疲れた。

というか、この見解が斬新を通り越して

森氏の世界観を心配してしまうあたり、この人はやはり只者じゃないですね。

 

 

ゲーム脳を犯罪に結びつける根拠はどこにもありません。

犯人の家から『テレビゲーム機が押収された』という情報だけで

「じゃあ悪いのはゲームかもしれないね(゚∀゚)」

とか有識者やら専門家やらが言う事がありますがもう呆れてしまいます。

では映画やドラマで人殺しのシーンがあった場合、彼らはどうするのでしょうか。

サスペンスやホラーは一切禁止にしますか?

少しでも人を叩いたりする表現全てに対して使う事を糾弾しますか?

しませんよね。ってか、出来ませんよね?

 

悪いのはアニメとゲームだけ。

そんな偏見が通じるこんな世の中じゃ〜ポイズン♪(by反町)

 

 

支持者の皆さん。

科学的根拠を提示していない妄言を信用しますか?

ゲームと運動した際の脳波の動きが同じなのに、

ゲームが悪で運動が善と位置づけてしまう人を支持しきれますか?

科学的に存在しない『後天性自閉症』を高らかに宣言する人を神と崇めますか?

ゲームした事無い人の

ゲームに対する批判に耳を傾ける度胸は持ち合わせていますか?

 

 

 

 

 

 

最後にこの森さんの脳を科学的に見た本を発表します。

ゲーム脳批判者各位著作

『森昭雄脳の恐怖』

『森昭雄に殺されるゲーム愛好家たち〜蔓延する疑似科学〜』

 

 

 

 

 

 

出典・参考

wkipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%98%AD%E9%9B%84

 

トンデモ『ゲーム脳の恐怖』

http://www.tv-game.com/column/clbr02/

 

毎日新聞 ゲーム脳は珍説と批判:Birth of Blues

http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50619912.html

 

脳が危ない子供のゲーム脳トレーニング

http://uho.tm.land.to/gamebrain/

 

 

次回のコラムもお楽しみに!

 

 

 

 

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