どこでも大ほう

 

 

 

 

 

 

 

モスバーガーで働いている身分でありながらマックでこのテキストを執筆しています。

問題ないよね?ハルジオンです。

 

 

 

さて、ドラえもんシリーズ。第9回に突入ですよ!

特にキリの良い数字でもないのにビックリマークなんてつけてしまいましたが、

今までやってきたどのテキストよりもペースは速いので、サクサクとやっちゃいましょう。

 

 

今回のお話は、

コミックス第6巻より『どこでも大ほう』です。

 

毎回恒例の超短文説明をしますと、

人間を大砲で吹っ飛ばすと目的地に設定した場所に瞬時に飛べるという道具を使って、

最終的には凶悪犯を捕まえるお話です。

 

もう説明というか何というか、

事実だけど意味がさっぱり不明なのはいい加減慣れてください。

というわけで本編に移りましょう。

 

 

 

 

まず、場面は野比家。

パパがスーツを着ながら大慌てです。何をそんなに慌てているのか。

大事な取引があるのに遅刻なんだそうです。

たぶん、パパ本人が一番悪いのですがそれは良いとして、

息子としてのび太はパパを放っておけない様子です。

ココはドラえもんの力で何とかしてあげたいですね。

 

そこでドラえもんが取り出したるものは、

大砲です。

 

 

遂にドラちゃん頭が逝っちゃたのかと思わせる1コマです。

のび太も

(゚Д゚ ) ←こんな表情でドラえもんを見つめています。

 

 

するとパパを大砲に入れて、

モニターでパパの乗る予定だった列車を探し始めます。

パパも何がなんだかさっぱり分からない表情で大砲で待機しています。

シュールな光景です。

 

 

モニターで列車を発見したドラえもん。

大砲に付いていた紐を引っ張って玉じゃなくてパパを発射します。

このパパが飛び出したコマの

「ハレ〜〜〜〜〜〜」

という表現というかそういうものが実に面白いです。

パパは無事にその列車に乗り込むことに成功しました。

 

 

 

ただ1つ問題があるとすれば、

『in the train.』ではなくて、『on the train.』って事です。

列車の上で困惑してるパパをモニターで見てのびドラ大喜びです。

 

 

乗れて良かったけど安全性については一切無視です。

 

 

 

この大砲の利便性を目の当たりにしたのび太は、

「どこへでもいけるの?」

とドラえもんに聞きます。ドラえもんはモニターに映った場所なら行けると説明します。

 

 

のび太は、子ども達が集まっている場所を発見するとここへ飛ぶとドラえもんに言い、

そこへ飛んでいきます。

見事にジャイアンの上に着地しました。

勢いが強かったせいか、スネ夫まで吹っ飛んでいます。

 

ここでしずちゃんが

「きゃっ、かみなり!」

というある意味天然発言をかましてるので、

この日は天気がよろしくない日だったことが分かります。

 

 

のび太は大砲でここまで飛んできたと説明。

ドラえもんがゴロゴロと大砲を引きずって登場しました。

どこへでも運んであげると約束し、子ども達はそれぞれの目的を述べます。

 

 

 

しずちゃん

「パパの会社へ、お弁当を届けて」

 

忘れ物をしてしまったのでしょう。

パパ想いの女の子で素敵ですが、この言い方だと自分が行く気は無いようですね。

 

 

 

帽子の少年

「小包を、田舎へ届けて」

 

彼も他力本願です。

田舎の場所が明確に分かりませんが、奄美大島あたりでしょうか。

 

 

 

ジャイアン

「どこへでも良いから、このゴミを。」

 

世間一般ではそれを不法投棄といいます。

というかバケツごとじゃなくてゴミ袋に入れて来い。そして近所へ出しなさい。

 

 

 

スネ夫(一家総出)

「お花見に行きたい」

 

家族揃って悪そうな顔をしながら要求してきました。

交通費がかからないのは利点ですが、こんなにケチな金持ちは好きじゃないよ僕。

 

 

 

見知らぬサングラス親父

「外国へ行きてぇ」

 

誰だお前Σ(・∀・;)

 

 

みんなビックリしています。というかお前何者だよという態度をしています。

ドラえもんも「あんただれ。」という

ストレートな質問をかましています。顔も困ってる表情ですね。

 

 

突っぱねるのびドラに、銃口を向けます。

どうやらこのオッサンは銀行ギャングだそうです。

外国へ逃亡するためにドラえもんの道具を使うようです。

しかし都合の良い展開とは言え、

のび太たちの地域危なすぎるでしょ!

 

 

ドラえもんは焦りの表情で「この大砲は外国までは届かない」と説明します。

ちゃんと範囲が決まっているのがココで判明するわけですが、

国内限定という事実により、大砲の魅力が一気に落ち込みました。

 

 

 

するとギャングは外国へ行く船に乗せろと要求します。

銃口を突きつけられたドラえもんは必死になって探します。

その時に発した言葉がコレ。

 

 

ドラ「うひい。」

 

 

日本語でおk。

気持ちは分かりますが、セリフが斬新過ぎます。

 

 

 

 

遂に大きな船が見つかりました。

さっさとギャングを打ち上げ、ギャングもコレで逃げられると空中で大喜びです。

しかし予想を遥かに超える早さで急降下を始め、ギャングは焦ります。

 

 

なんとギャングの落ちた先は、

船のプラモデルの上でした。

モニターに映ったのは、模型の拡大された光景だったのです。

窓ガラスを突き破ってビックリのギャング。

そしてそれを作っていた警察官。

 

 

ちょっと待て!職務中に何をしてる!>警察官。

こっちがアンタらの治安維持という業務の為に高い税金を払ってるというのに、

呑気にプラモデルなんて作りやがって!

家でやれそんなもん!

 

 

せっかく作ったプラモを破壊され、泣きながら激怒する警察官。

ギャングを捕まえ、泣きながら警棒でバシバシ叩いてるコマでこの話は終わります。

 

 

 

このお話自体は過去に取り上げてきた話の中でも最も短いもので、

ページ数を数えると6ページしかありません。

こんな短編もたまにはアリですよね。

 

 

 

ってか、警察官はギャングの正体に気が付いているのでしょうか。

気付いてないで私情による警棒での制裁は

暴力ですよ?

 

 

な〜んかしっくり来ない終わり方になりましたが、

とりあえず結論を書いてしめましょう。

 

 

 

どこでもドアで十分。

 

 

 

 

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