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インスタントロボット

 

 

 

 

 

 

 

  1. ストレッチをたまにして、何とか鈍った身体をほぐすんですけど、

    70%の確率で鳴ってはいけない場所が鳴ります。

    折れてなければ何も問題は無い。ハルジオンです。







    さてさて、今回は記念すべき第30回というキリの良い数字ですね。

    だからなんだと言われても困るんですけども、

    今回は第29巻より『インスタントロボット』です。







    いつもの三行解説

    のび太がドラえもんから借りたインスタントロボットを使って

    色々と面倒なことを押し付けた結果、

    ジャイアンとスネ夫にボコされ、ママに怒られる







    はぁ、まぁ良いでしょう。

    では本編をお楽しみください。









    まずは、ドラえもんがお出かけしようとするシーンから始まります。

    が、ドラえもんはのび太が宿題をやるかどうかを不安に感じています。

    ドラ「明日の朝になってから大騒ぎするなんてごめんだから。」

    のび「そんなに僕を信用できないの!!」





    そりゃ寝転がってるのび太を信用できるとは思いませんよね。

    ドラえもん、決意できないまま部屋を出て行き、

    次のコマで汗を垂らしながら戻ってきました。

    のび太は「また来た!」と不満そうです。

    信用されてないことが不満なのか。

    昼寝の邪魔をされていることが不満なのか。

    まぁそれは知ったことではないですけど、たぶん後者でしょう。

    ドラえもんは「信用できない」ときっぱり言い切りまして、

    インスタントロボットという道具を取り出します。






    インスタントロボットとは、

    2頭身サイズのロボットを簡単に手作りし、

    脳をインプットさせることで分身を作ることが出来る道具
    です。

    これでドラえもんは自分のコピーを作り、のび太を監視させることにしたというわけです。

    ドラえもんがロボットに後を託すと、

    のび太は簡単にロボットが出来るという点に大きな興味を抱きます。

    よーし、作るぞー!

    というのび太の意思に反して、ロボットはのび太に勉強しろと指示します。

    ちなみにロボットは一切言葉を喋りませんので、行動で監視するわけですね。

    言葉を喋らず誘導するロボットに対して、のび太は

    「うるさいなあ。」

    と困り顔です。何がうるさいんでしょう。まぁ分かりますけども。







    のび太は「いつかやるよ。ロボット作ってから。」と言って、

    盛大な『やらないフラグ』を立ててドラロボットを無視します。

    この態度にドラロボットはお怒りのご様子。

    短い腕を伸ばしてのび太をつまみ上げ、強引に勉強させます。

    のび太、どうしても宿題に集中できない様子。

    まぁいつも通り、安心と信頼ののび太です。

    さて、ここでのび太はロボットが本物のドラえもんみたいだと思い、

    そしてある重要なことに気付きます。

    ドラえもんが苦手にしているアイツを出せば逃げ出すかもしれない。

    のび太さん、引き出しにしまってあったネズミのビックリ箱をロボットに見せ、

    ロボットは一目散に逃走してしまいます。

    のび太完全勝利☆

    というか、何でそんなもの引き出しに入れてんだよ>のび太。






    さて、のび太さんはロボット作りの作業に取り掛かります。

    「僕のロボットを作って、宿題やらせよう。」

    という、やっぱりそれか的な使い道を画策しているご様子。

    大事な大事な宿題を、

    のび太の分身にやらせてはいけないと思うけどどうよ?

    まぁ、適当にやれば良いんだろう。こまけぇこたぁいーんだよ!

    今回は、自分に似せた顔を頭部に書き、印象を持たせました。

    あらかわいい(゚∀゚)

    そしてのび太の脳をロボットにコピーして完成です。

    要するにのび太が2人。

    はっきり言って何の生産性もありません。







    さて、完成したのび太ロボットに向けてのび太は

    「僕のやりたいこと、分かってるだろうね。」と投げかけます。





    昼寝し始めるのび太ロボット。



    いやーよく分かってますねぇ。




    まぁこの大事なやりたい事を奪われたのび太さんは激怒。

    のび太ロボットに宿題をやらせます。

    「居眠りしたら承知しないぞ。」

    と念押ししますが、当の本人は昼寝の体制になってます。

    説得力があると思うなよ>のび太。





    宿題が終わり、のび太によるチェックが入ります。

    以下、のび太ロボットによる珍解答

    (※『』内が書き込まれた答えとする。)



    15+25÷5=『8』

    20−4×6÷8=『60』

    『7』×12=96






    なるほど。まんまのび太さんだ。

    のび太さんも、ロボットの解答を怪しんでいるようですが、

    結局あってるのか間違ってるのかの判断が出来ませんでした。

    まぁ、だってのび太2人ですもんね。

    そして表情をほとんど変えられないからだろうけども、

    のび太ロボットのドヤ顔も非常にポイントが高いです。







    さてさて、しっかり宿題を終わらせておきたいのび太は、

    出来杉君の家へ行ってロボットを作ろうとします。

    出来杉君は天才脳味噌の持ち主ですから宿題もバッチリです。

    出来杉ロボットを完成させたのび太は、早速宿題をやらせますが、

    流石は出来杉君の分身。凄い速さで宿題を片付けてしまいました。

    のび太さん大満足で、出来杉ロボットに昼寝の許可を出します。

    しかしあの出来杉君の分身です。

    さっさと明日の予習に行動を移します。真面目だなぁ君。

    その光景を見たのび太は安心して昼寝が出来ることを喜びますが、

    その特等席は既にのび太ロボットが占領してしまっていました。

    何のために作られたロボットなんだろうか・・・。







    さてさて、次にママが部屋にやってきます。

    庭の草むしりをのび太に依頼。しかしのび太は、

    「こないだむしったばっかりじゃない。」

    と眠そうな顔で反論します。

    ママ「いい加減にむしるからまた生えてくるのよ。根っこから採らなきゃ。」

    という非常にありがたいと同時に正論でのび太を一蹴します。

    のび太さん、非常に面倒くさそうな表情。

    すると「そうだ!すばらしいアイディア!!」と叫びだし、

    ロボットの頭部を3つ持ち出して空き地へ向かいます。

    毎度のことですが、のび太のアイディアは、

    もれなくアレな方向の案になるので、まぁやる事はだいたい想像つきます。

    空き地には、しずちゃん、ジャイアン、スネ夫の3人がお喋りに夢中。

    タケコプターを使い、上空からチューブを3人の頭部に落とし、

    頭部に3人の脳をコピーします。

    そして新たに完成した3人のロボット。

    全部で5人という、戦隊ものヒーローばりの構成です。

    早速、のび太は5体のロボット達に草むしりを命じます。

    のび太が今回インスタントロボットをどう使っているか、だいたい察しがついたでしょう。

    ずばり、自分が楽に生活するためです。







    廊下を歩くのび太を見て、ママが草むしりはどうしたテメェ的な事を言います。

    のび太はママの肩をポンと叩きながら、

    「ちゃんとやってるから心配しなさんな、

    という、非常にウゼェ言い方で弁解します。やってるように見えないね。

    そして調子に乗っているのび太さんはママにこんなお願い。





    「それどころか、もっともっと働きたいんだよ。仕事、どっさり言い付けてよ。」





    さて、ロボット達の運命が絶望的な展開になろうとしています。

    僕はこんなのが上司だったらブチギレですよ。まぁのび太さんらしいですけども。

    そしてママが色々と雑用を言いつけますが、今回ののび太はかなり狡猾です。

    なんと、雑用やるから小遣いよこせという要求をします。

    ママもこれを了承したようで、のび太さんお小遣いゲットだぜ!

    小遣いで買い物をする道中、空き地でお喋りしてる3人を発見。

    通り過ぎる際にのび太さんは、

    「草むしりさせられてるのも知らないで。」

    と不敵な笑いを浮かべながらダッシュしていきます。

    明らかにのび太にしか分からない嫌味ですね。つまり意味がありませんぜ。

    買い物を済ませて野比家に帰宅。そして自分の部屋へ。




    そこには昼寝中ののび太ロボット。




    鬼のいぬ間に何とやら・・・ですね。

    叱りつけて庭へ追いやるのび太さん。

    自分が自分を注意するという妙な光景に何を思うんでしょう。

    というか今更な話ですけど、

    本人とロボットの性格が非常に似ていますね。

    さてさて、のび太ロボットを庭へ追い返したところ、

    風呂場から水のしたたる音が聞こえてきました。

    のび太が風呂場のドアをガラッと開けると、

    入浴中のしずちゃんロボットの姿が。

    うわ、興奮できない(´・ω・`)

    急にのび太が入ってきたことにビックリしたしずちゃんロボットは、

    のび太に水をぶっかけて追い返します。

    のび太は、ロボットの裸なんぞ見たくないとブツブツ言って退散。

    まぁ相当グラマラスなアンドロイドなら話は別でしょうけどね。フヒヒ。







    さてさて、のび太が庭へ戻るとなにやら騒がしいですぞ。

    なんと、のび太ロボットがジャイアンロボットに殴られています。

    ロボット界でも揉め事というものがあるのでしょうか。

    まぁ現実世界において、

    のび太はジャイアンの格好の玩具ですから、そこも忠実に再現されてるようです。

    それぞれの脳をコピーした結果、性格も本人同様になってるようです。

    よって、出来杉ロボットは喧嘩の仲裁に入っています。

    次のコマでは、のび太がこれを見て興奮。

    「僕をいじめるな!!」

    と言いながら、ジャイアンロボットにゲンコツを食らわせます。

    流石に体格差があるせいか、ジャイアンロボットものび太本人にはかないません。

    のび太も事実上の自分をいじめられて相当悔しいでしょう。

    さてさて、草むしり再開です。

    ・・・おや、スネ夫ロボットがいません。どこに行ったんだろう。

    (※ちなみに、しずちゃんロボットはまだ入浴中です。たぶん。)








    すると場面はジャイアンとスネ夫の歩くシーンへ。

    何故かスネ夫ロボットが2人を「貴様らこっちへ来い」という感じで誘導しています。

    スネ夫は、自分にそっくりなロボットに誘われるまま、ジャイアンと共に歩きます。

    すると場所は野比家の庭、もとい強制労働施設へ。

    庭の草むしりをさせられているジャイアンロボットを見てジャイアン激怒です。

    のび太はのび太でジャイアンに知られてしまったことにビックリ。

    スネ夫ロボットの脳はいわばスネ夫と同じ。

    いわば、いつもの狡猾なスネ夫による密告です。

    さてさて、のび太さんの横暴に対する制裁がジャイアンとスネ夫から加えられます。

    スネ夫もこっそり、のび太を蹴飛ばしているので相当ご立腹でしょう。

    もちろんタダで済まされるわけはなく、のび太はズタボロにされて帰還します。








    さて今回のクライマックス。

    帰宅していたドラえもんが、インスタントロボットを全てしまってしまいました。

    のび太がろくな使い方をしなかった事に相当ご立腹です。

    そしてしまわれてしまった事で庭の草むしりは非常に中途半端な状態で中断。

    さて・・・ママが来たぞ〜。

    草むしりが出来ていないことに激怒し、のび太を叱りつけます。

    さらに、覚えてる人は覚えてると思いますが、

    のび太がママから追加注文した雑用がそのまま残っており、

    それを全てやるようにのび太に命令します。

    インスタントロボットを全て失い、ドラえもんに呆れられ、

    さらにはママ、ジャイアン、スネ夫を怒らせて踏んだり蹴ったりののび太さんなのでした。

    (※あと、しずちゃんロボットを風呂の覗きにより怒らせていますが、まぁ良いでしょう。)










    自分の分身を作るという夢の道具がインスタントロボットです。

    小型とはいえ自分と同じ思考、能力を持っているので、

    優れた人がこれを用いれば非常に使える道具だと思います。

    ただ、今回の道具の使い道は、

    『ロボットに散々雑用をやらせる』

    という基本的には間違った方向に使われてしまった事が残念ですね。

    まぁだからこそ、話にユーモアが生まれているわけですが。

    あと、使用者がのび太だった事も問題点でしょうか。

    特にのび太の分身であるのび太ロボットが、

    全然使い道がない

    という、面白いけど事実上の無駄なことですよね。

    ロボットだって意思を持てば昼寝したり喧嘩したりするんですよ。

    なんかの映画であったなぁ、そんな感じの話。


     

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