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神さまロボットに愛の手を!

 

 

 

 

 

 

 

  1. 2011年11月になり、やっと寒くなり始めてきましたので、

    早速マフラーを装備することに。

    今年の冬を無事に越せるだろうか。頑張ろう日本。ハルジオンです。






    今回はコミックス28巻より『神さまロボットに愛の手を!』 です。

    いつもの三行解説。



    親切にすると願い事を3つ叶えてくれる神様ロボットにより、

    しずちゃんが幸せになり、スネ夫とジャイアンが酷い目に合い、

    最終的にはなんとかなる。





    結論は本編にてお確かめください。ではどうぞ。









    最初のコマ。

    嫌味全快の表情のスネ夫。バットを装備しているジャイアン。

    そして殴られた後ののび太。

    これだけしか描写されてないのにすぐに理解できる出来事。

    しかもいきなり最初からこれ。wktkせざるを得ません。

    そして次のコマとその次のコマで、のび太は哲学を述べます。



    『悪者が栄え、正しい者が泣かされるなんて・・・。世の中間違ってる!!』



    『正義は死んだか!!神は滅びたのか!?』




    泣きながら必死に叫ぶのび太さん。悟りの境地に立ったと思えるシーン です。

    というか、RPGに居そうですねこういうキャラ。

    まぁのび太が正しい者なのかどうかは置いておくとして・・・。

    そしてドラえもんが道具を取り出します。

    それが今回のキモとなる『神さまロボット』です。

    見た目は貧相なおじいさんという感じで、

    のび太も疑いの目をしています。

    ドラえもん曰く、

    これは心を試す道具であり、

    このロボットに対して親切にしてあげると願いを叶えてくれるわけです。


    もちろん効果を知っている前提で親切にしてもダメ。

    なのでのび太は使えません。

    ・・・って意味なくね!?(゚∀゚)





    さて、世間の親切な人を幸せにしてあげましょう。

    まずはロボットを起動させますが、

    この神さまの動力源は『ゼンマイ式』 という非常にアナログなもの。

    未来デパートで売っている道具なのにそれで良いのだろうか。

    という妙な疑問は置いておいて・・・。

    外へ連れ出し、神さまロボットはテクテク歩きます。

    すると、急に倒れてしまいます。

    しかも道のど真ん中で。


    この描写だけ見ると明らかに貧血で倒れたように見えますし、

    はっきり言って邪魔です。

    (※こういう表現をしている以上、筆者も道具を使ってはいけない人でしょう。)





    さて、買い物中と思われるおばさんがやってきました。

    このロボットは誰かが近づいてきたらその人の親切さを試すようです。

    だからといって道のど真ん中でぶっ倒れられても困りますぞ。

    さて、おばさん。横たわっているロボットを見つめています。

    しかし何事も無かったかのように通り過ぎて行ってしまいました。

    これを世間一般では『無視』と言います。

    来る人来る人、ロボットの存在などお構いなしのご様子。

    自分は関係ないという勝手な考えによって現実を見ない日本の国民性を表してるようですね。

    そこへタイミングよくジャイアンとスネ夫がやってきました。

    ロボットに気付いてそして次のコマ。





    「きったねえ人形」

    と言いながらロボットを蹴り飛ばすジャイアン。

    そして相変わらず悪そうな表情のスネ夫。






    ロボットだからまだ良いものの、

    これがマジ老人だった場合は『虐待』ですぞ。分かってるのか貴様ら。

    その光景を見ていたのび太は、

    「神さまなんかに用の無い時代なのかね。」

    と残念そうな表情を浮かべます。

    ロボットも完璧なうつ伏せで倒れているので随分と痛そうですね。

    そこでドラえもんとのび太の2人はしずちゃんに見せるため、源家へ。

    遊びに行こうと誘いますが、しずちゃんは指を怪我してしまったそうです。

    明日はピアノの発表会本番なので猛練習してたようです。しかもこの怪我は全治1週間。

    どんだけ強く鍵盤叩いてたんでしょう(´Д`)






    そんなナイーブしずちゃんを強引に連れ出す野郎2人組。

    嫌な事は遊んで忘れようという感じでしょう。

    門の外へ出たとき、しずちゃんは横たわっているロボットを発見します。

    というかドラえもんとのび太におけるロボットの扱いがかなり粗末です。

    しずちゃん、ロボットを抱きかかえて「変なお人形」と軽く毒舌。

    しかしこのロボットが誰かに捨てられて可哀想だと発言します。優しい女の子ですこと。

    まぁ捨てた奴は、あんたの隣に2名ほど居ますけどね。

    そこへロボットが一言。しずちゃんの親切さを試します。




    「腹・・・ヘッタ・・・・・・。」




    筆者なりに意訳すると、

    「腹減って仕方ないから何か食い物用意しろボケ!」

    ということです。意訳する意味が無いとか言わない!

    さて、しずちゃんは自宅にロボットとそれを捨てた2人を招いておもてなし。

    紅茶とトーストを持ってきました。

    わーお、なんという欧米的なラインナップ。

    それを思い切り食べまくるロボット。相当お腹が空いていたようですね。

    全てを食べ終えたロボットは自分の正体を明かします。





    ワシハ神サマジャ。

    心ヤサシイソナタノ、三ツノ願イヲキイテアゲヨウ。





    というロボットらしい片言で喋ります。

    するとしずちゃんは、怪我した指を治して欲しいとお願いします。

    この時のしずちゃん、

    「じゃあ、この指なおしてくださる?」

    と、ご丁寧にも敬語を使って話しています。うーむ、優しさでしょうかね。

    するとロボットは、しずちゃん達を外へ連れ出します。

    え?指を治すために外行くの?整骨院にでも行くの?

    すると何と目的地は野比家。

    のび太もこれにはビックリです。野比家に指を治す技術は無いはずですけど。

    すると雨が降り出します。

    のび太のママ(玉子さん)が大慌てで洗濯物を取り込もうと外へ駆け出します。

    するとしずちゃん、お客様の立場なのにお手伝いします。

    おい、お前らも働けよ>ドラ&のび。






    そして洗濯物を取り込む作業スタートですが、

    しずちゃんが洗濯籠へ手を入れたまま動けません。

    どうやら抜けなくなってしまったらしい。えー、何に引っかかってるんだよ。

    ドラえもんとのび太がしずちゃんを救出するべく後ろから加勢します。

    このコマの描写を見る限りは、

    絵本でお馴染みの『大きなかぶ』と構図は全く一緒です。

    3人の力で何とか抜けました。

    反動で3人ともずっこけておりますが、

    しずちゃんのパンティーが拝めるサービスショットでもあります。

    誰得だよ。

    するとしずちゃん、怪我してたはずの指が治っていることを確認します。

    どうやら洗濯籠の中に、干していたタイムふろしきが入っていたらしく、

    それで完治する1週間後の指になったようです。

    そもそも

    タイムふろしきを他の洗濯物と一緒にして良いんでしょうか。

    まぁ良いか・・・ドラえもんの世界だもん(投げやり)。

    感謝するしずちゃんに神さまは2つ目の願いを求めます。

    しずちゃんは、発表会に着るための新しい洋服が欲しいとお願いします。

    するとまたもや神さまが皆様を連れ出します。

    歩いている最中に自動車が!

    路面の水溜りの水が跳ねてしずちゃんにかかってしまいます。

    描写的に、しずちゃんだけ被害にあっているという都合の良すぎる展開です。

    そこへ運転手のオッサンがやってきて謝罪。

    するとこの運転手さん、近くで洋服店をやっているご主人だったようで、

    新しい服で弁償させてもらうと言いました。

    新しい服に着替えてご満悦のしずちゃん。願いが叶うまでのコントは別としてなかなか凄い効力です。

    そして神さまが最後の願いを求めると、しずちゃんは満足したようで、

    また今度にするわと言って、その場を去ります。

    (※しずちゃんが3つ目の願いを叶えてもらっていないことをよ〜く覚えておくこと!)






    さて、ここで怪しい影が。

    この光景をたまたま見ていたジャイアンとスネ夫が神さまロボットは凄いということを認識します。

    いつものように強奪して骨川家へ神さまを誘拐します。

    ドラえもん気付けよ!(#゚Д゚)






    骨川家において神さまをおもてなし。

    どんどん運ばれてくるご飯に神さまも「苦しい・・・」と悶絶します。

    この光景は『虐待』にしか見えません。

    なんで『虐待』という単語をこのスペースだけで2回も使わなきゃならんのじゃ・・・(筆者の心の声)。

    ・・・さて、そこでジャイアンとスネ夫は神さまに3つの願いを聞いてくれと頼みます。

    意訳すると、

    「俺達の願いを聞け。さもなくば、もっと食わせてやるぞ!」

    ということです。何という珍しいスタイルの脅迫でしょう。筆者困ってますわ。






    ジャイアンの願いは

    『漫画10冊』です。これにはスネ夫が激怒。

    そんなつまんねぇ願いすんじゃねぇクソヤロウということです。

    まぁもてなしたのはスネ夫の家ですから・・・。

    しかしジャイアン、このスネ夫の態度に逆ギレ。

    流石は漫画界を代表するミスタージャイアニズムというところでしょう。

    このコンテンツでも何度この単語を使ったか分かりません。

    この喧嘩はヒートアップしていき、次のコマでこうなります。





    スネ夫

    「お前なんかブタになれ!!」




    ジャイアン

    「お前こそブタになれ!!」






    子供の喧嘩とはこういうものです。

    しかしどうやらこの場面での2人の発言は問題があったようです。

    上記のブタになれ発言を神さまは『お願い』として解釈してしまいます。

    ということは・・・。





    ジャイアンが漫画10冊ゲット!(1つめ)

    ジャイアンがブタになる!(2つめ)

    スネ夫がブタになる!(3つめ)






    というとんでもない描写のコマに展開が進んでしまいました。

    しかも

    『どうしてこうなったかは、ページ数の都合で省く』

    という説明書きまであります。

    つまり漫画を手に入れたことと、ブタになったことのミニコントが描かれてないのです。

    まぁ流石に藤子F不二男先生も、この描写をどうするかは困ったことと思いますしね。





    さて、ブタになってしまった2人はドラえもんに何とかならないかと泣きながらお願いします。

    ドラえもん、面白そうな光景を見るような笑顔

    「どうしようもないねえ。神さまがやったんだから。」

    と2人の願いを一蹴します。

    のび太ものび太で

    「やはり悪人は罰せられるのだな。」

    と、妙に満足そうです。

    というか、

    そこで冒頭の哲学的な伏線回収してんじゃねぇよ(´∀`;)





    要するに青い狸も、メガネのアホも助ける気ゼロということです。

    これを意訳すると、

    「つべこべ言わずにさっさと養豚場にでも行きやがれクソッタレ!」

    ということですね。もう意訳することに何のためらいもありません。

    そこへしずちゃんが登場。すると残していた3つ目の願いをします。




    『元に戻してあげて。』




    このしずちゃん、インテル入ってる気がしますね。

    しずちゃんは、まだ2つしか願いを叶えてもらっていません。

    つまり残していた3つ目の願いでジャイアンとスネ夫を助けてくれたのです。

    泣きながらしずちゃんに感謝するジャイアンとスネ夫。

    その光景を残念そうに見ているのび太。

    まぁしゃーないという表情をするドラえもん。

    最後のコマでもなかなか面白い思いというものが垣間見えますね。

    ともあれ今回のお話で最も好感度が高まったのはしずちゃん。

    親切すぎるといえばそれまでですけどね。







    こっから、少しだけ真面目な話。

    親切という定義はまぁ人それぞれだとは思います。

    シャーペンを貸してあげる、食事代を肩代わりしてあげる、

    こういった内容も親切という言葉の枠に入るでしょう。

    悩んでいたり辛そうな人を少しでも助けてあげる、

    そういう気持ちは大事なものだと思います。







    ただ、何か別のものを犠牲にすることが混じると親切とは違う形になると思います。

    その犠牲が親切を売る自分自身のものならば良いですが、

    貸したシャーペンは自分のものではなく、自分が別の人から借りたものだった場合とか、

    借金をしている身であるにもかかわらず、お金を工面してあげる場合などは、

    明らかに親切とは言えません。

    自分が何かしてあげた相手からは喜ばれますが、

    何かしてあげられたのは、別の人の協力があるからですし、

    別の人からすれば、心から称えてあげられるものでもありません。

    気持ちの問題になりますが、人を使って行う親切ははっきり言って無価値です。

    僕の考えで言えば『本来手柄を挙げられる人の手柄を奪った』と同じです。




    今後、様々な人が様々な人に親切にする時代も来るでしょう。

    (※まぁ今はそんな余裕が無くなってきた時代なんですけどね。)

    その時、親切というものは何なのか。ということも考えていかなきゃダメですね。






    うわーーーーーーこの筆者すごく気持ち悪いよぉ!


     

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