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円ピツで大金持ち

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもんズというドラ族の仲間たちは、

それぞれ国籍が違いまして、例えばドラザキッドならアメリカ。

王ドラなら中国。ドラメット三世ならエジプトとなります。

逆に国籍を先に考えれば、新しい仲間の考案も出来るんじゃないかと思いまして、

ユーゴスラビア代表のドラビッチとかどうっすか?

 

 

 

どうっすか?というよりも名前のセンスよりも、

現在ユーゴスラビアは解体されてるんですけどね。ハルジオンです。

 

 

 

 

 

上記の内容は、

深夜に浴槽に入っていた時にふと思いついたので、

ハルジオンさんという人は本当に日常が適当なんだなと自分で思ってるのですが、

気を取り直してまいりましょう!

今回はコミックス第25巻より『円ピツで大金持ち』です。

 

 

いつもの三行解説コーナー。

 

 

苦労しないでお金が欲しいのび太がドラえもんの道具で金銭感覚崩壊。

あれこれ品物を買いまくりジャイアンを用心棒として買収し土地にまで手を出しかける。

ドラえもんが道具には裏がある事を告げ、最終的にはドラえもんが困る。

 

 

 

箇条書きにした方が繋がりは無いけどスッキリ出来る事に気が付きましたので、

次回から、一行ずつ区切って書こうと思います。

今回のポイントは道具の裏とのび太の暴走です。

 

 

 

 

 

 

まず、のび太がパパに小遣いを強請るシーンから始まります。

パパがタダであげるわけにはいかないので、

のび太に肩たたき50回につき10円あげるというアルバイト契約を持ちかけます。

単純計算すると300回叩けばガリガリ君が買えます。

(※1980年前半の頃ですので今とは価値観が異なります。)

 

 

 

しかし読者の皆さんも既に理解してるとは思うのですが、

のび太という少年は労働対価という概念を持ち合わせてないので、

「面倒臭い。でも小遣いは欲しい。」

と、神速でわがままを言い始めます。

終いにはドラえもんにおねだりし始める始末です。

ドラえもんも過去にせびられたせいか、

お金を作る道具なんて無い!と退けます。

 

 

 

こののび太の考えを改めさせるつもりか、

ドラえもんがお説教をし始めると

「お説教なんか聞きたくない!小遣いだけ欲しい!」

勝手に不機嫌になって横になります。

ドラえもんの呆れたというか困惑した表情がのび太の甘さを表現してると言えます。

そこで取り出したるは『円ピツ』なる道具。

この鉛筆で書いた金額がそのままお金になるという便利な道具です。

なんだ、あるじゃんドラちゃん。

 

 

 

速攻でドラえもんに飛びつくのび太さん。

「貸して!」といういつも通りのセリフで半ば強引に道具を持ち出します。

読者の皆さんは既に知ってると思いますが、

のび太の『貸して』は『くれ!』と同義語なので、

まぁいつものようにのび太はこの道具を乱用するわけです。

早速、新しい漫画を買うために本屋へ。

のび太が店員さんに漫画を渡して円ピツで買い物を…。

 

 

 

しかし今回ののび太は思慮深い。

使う前に、何か裏があるのではないかと疑います。

一旦家に帰ってドラえもんに

「使った分だけ貯金が減るとか物がなくなるとかそういうのは無いよね?」

という風に確認をとります。

ドラえもんは即答で「ない。」とだけ言って、のび太はその言葉を聞いて信用します。

次のコマで不気味な表情で笑うドラえもん。

「少しはこらしめなくちゃ。」(`・∀・´ )

 

 

 

 

この瞬間に、ドラえもんは教訓にさせようとあえて裏を隠しました。

早速のび太は本屋で漫画を購入し味を占めます。

僕は世界一の大金持ちなんだ。どんな高いものでも買えるんだ。

そう信じたのび太は漫画のみならず玩具を買いまくり、

部屋に荷物をドサッと置きます。

これを見たドラえもんは、まさかこんなに買い物をするとは思わなかったのか、

究極に慌て始めます。何しろこの道具にはある裏がありますからね。

 

 

 

 

のび太は金持ちになったという妄想(のび太は現実だと思っています)に支配されます。

スネ夫に欲しい物は無いか?と問い始めます。

貢ぎますよウヒヒと宣言してるようなものです。

しかしそこはあのスネ夫。

 

 

「ぼかあ普段から豊かに暮らしてるから。」

と、断りつつも自慢は忘れません。これぞスネ夫クオリティ。

そしてしずちゃんを見かけるやいなや、

「しずちゃんにはだいぶ世話になってるから。」

と呟き、馬のブローチをプレゼントします。

のび太さんは、しずちゃんにどんな意味で世話になったのでしょう。

宿題教えてもらう?遊んでもらってる?ムフフなこと?

おっと、深読みはしないようにしよう。小学生も見てるんだからね!

 

 

 

さて、ジャイアンにぶつかってのび太さんピンチになります。

するとのび太さん、ジャイアンにお腹すいてない?と聞きます。

「おお、腹ならいつでもすいてるぞ。」

と、さりげなく食いしん坊アピールをします。

アメリカンドックを奢るのび太。ジャイアン感激。

そしてのび太は、毎月1000円を支払う代わりに、

ジャイアンを用心棒として雇います。

買収行為ですが、ジャイアンもこれ以上ないほどご満悦。

人の心は金で簡単に動くわけですね。

2010年4月現在の官房長官が、総理から渡された1000万円で心を売ったのが良い例です。

(※これ以上はコンテンツ違いですので割愛。)

 

 

 

 

二人で歩いていると、のび太の顔面にボールが直撃。

どうやら持ち主はスネ夫。

「何故避けない!ボールが破けたらどうするんだ!」

と、のび太<<<<ボールの不等式を用いて警告します。

すると用心棒ジャイアンが、スネ夫をとっ捕まえて殴ろうとします。

スネ夫は、1000円で雇われたと知るやいなや、

「僕は1100円出そう!」と言って買収しようとします。

 

 

 

同意するジャイアン。お前って奴は…。

のび太はこれに対抗して2000円を支払うと言います。

財力には流石に限りって物がありますので、

スネ夫は涙を流しながら2100円を提示。

この涙はジャイアンへの恐怖なのか。赤字覚悟の決意なのか。

どっちかは分かりませんが、僕は恐らくジャイアンへの恐怖だろうと推測します。

 

 

 

 

のび太、5000円という利益度外視の金額を提示。

ハンマープライス!

肩たたきで換算すると、

 

50回で10円の収入という事は、5回につき1円の収入になるわけで、

5000×5=25000

 

 

ジャイアンを1ヶ月雇用するたびに25000回を叩かなくてはならない。

下手したら両腕がもげるZE☆

 

 

 

 

スネ夫をボコボコにするジャイアン。

これほど人間というのは金に弱いものなんですね。

流石に魂を売るまではしたくない僕ですけど、

ジャイアンは典型的に金に汚い精神を持ってるようです。

三国志で言えば董卓と呂布を足して割り算忘れた感じですね。

 

 

 

さて、ドラえもんがスネ夫からのび太が5000円でジャイアンを買収した事を知ります。

大変だ大変だ!

ここでいよいよドラえもんがこの円ピツの裏を公開します。

まず円ピツの正式名称は『アルバイト料先払い円ピツ』といいます。

もう分かった人もいるかと思いますが説明すると、

書いた金額が確かにお金にはなるのですが、

その総額をアルバイトという形で返済しなくてはならないものなのです。

いわゆる、労働対価の前借が出来るだけの道具であり、

決してリスク無しでお金が手に入るものではないのです。

世の中そんなに甘くないってことですが、

ドラえもんが説明しないままだったのも相当マズイ展開をうんだ事になってます。

 

 

 

さて、成金になって金銭感覚崩壊の富豪のび太。

ジャイアンが所有する少年野球チームことジャイアンズの

ホームグラウンドをつくると言い出します。

コレには流石のジャイアンもビックリ仰天アジャパーです。

ホームグラウンドというと土地代の他に建築費や施設費、維持費が莫大にかかります。

気前の良い(むしろ良すぎて怖い)のび太に涙を流して感謝するジャイアン。

この円ピツの裏を考えると…鳥肌が立つ計画ですよね。

不動産屋に入るギリギリのところでドラえもんがのび太を取り押さえます。

あぶねー!危機一髪!

 

 

 

ここでのび太に種明かしをします。

の「なんで初めに言ってくれなかったの!」

ド「こんなデタラメするとは思わなかったもの!」

 

 

 

いや、のび太ならやる可能性ありありだろ!

ドラえもんの道具を乱用するのはのび太の専売特許です。

という事は責任はドラえもんにもあることになります。

孫のセワシがのび太を真っ当にすべくドラえもんを送り込んだのです。

要するに今回の事態は、

のび太の過剰なまでの暴走とドラえもんの監督不行き届きです。

 

 

 

さぁ早速ツケが回ってきました。

最初に漫画を購入した本屋の店員さんが本が入った袋を届けるよう持ってきました。

「ぼくが?」

と慌てながらのび太さんが言いますが、

アナタが使ったのですから当然です。

もちろん玩具屋さんなどもその後に殺到し、のび太さん大変な状態に。

宿題が出来てないのに…。

 

 

 

最後の大コマ。

のび太の宿題の妨げになるという事で、

労働対価の前借を返済すべく、のび太の窓の外ではせっせと荷物を運ぶドラえもんの姿が。

のび太の代わりにドラえもんが働いているのです。

のび太はドラえもんに迷惑かけていることを反省しながらも勉強します。

まぁ今回の事はどちらにも責任があるのですからね。

世の中、美味しい話はない!ってことなのです。

 

 

 

 

 

人は欲に駆られると心を乱す。

美味しい話には裏がある。

お金は働いて稼ぐものである。

 

 

 

この3つを教訓とした今回の話はいかがでしたでしょうか。

どれもこれも日本の未来を担う政治家や官僚・果ては芸能界や企業家に当てはまる気がします。

日本は産業振興によって急激な発展を遂げた経済国家です。

故に、商売のため裕福な生活のためという概念によって、

金に汚い人を多く産んでしまった事も忘れてはなりません。

それは日本だけに留まらず世界で共通したものである事も付け加えておきます。

『労働なき富は大罪』

藤子先生、お亡くなりになられてもしっかり未来は見えていたのでしょう。

2010年4月現在の脱税首相がインドの思想家マハトマ・ガンディーの言葉を借りて国会で発したセリフ。

まさしくそれを物語る話ではないでしょうか。

 

 

 

 

ん?強引か!?

まぁ社会風刺になるのもドラえもんの魅力ってことです。

僕だってお金欲しいもんね☆

 

 

 

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