透視シールで大ピンチ(1)

 

 

 

 

 

 

 

 

前回に引き続きポピー君との会話。

 

ハル『美容室でヘアースタイルの注文する時にコイツスゲェって思う注文って何だと思う?』

 

 

ポピー『バッハにしてください!』

 

 

僕、負けました。

どうしてこんな奴ばかり僕の身近にいるんでしょう。ハルジオンです。

 

 

 

 

さて、今回もいつも通りのドラえもんシリーズでございます。

今回はコミックス23巻より『透視シールで大ピンチ』を取り上げたいと思います。

どうしてこの話を取り上げようと思ったかというと、

とにかくのび太が香ばしいと思ったからです。

透視シール自体は透視台というものとセットで出てくる秘密道具なのですが、

これは最初に説明してしまうと、

貼った物の中身を透視台というスクリーンで確認できるというものです。

 

 

人に貼れば心臓の大きさが分かるわけですね。

 

 

もう発言に責任を持つ気を捨てましたがそれは良いとして、

簡潔にいつも通り説明すると、

のび太がしずちゃんと仲良しの出来杉君を影で罵倒し、

自分が書いた手紙の自分の名前を間違えた挙句に訂正もせず、

出来杉君のノートを透視してしずちゃんとの交換日記を見つけて落書きして焦るというもの。

 

 

いつも通り、話の流れを完璧に無視した説明ですが、

ではどういう流れで最後の場面に向かうのでしょうか。

ごゆっくりお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( ´∀`)ゆっくりしていってね!(・∀・ )

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、のび太がしずちゃんと帰宅途中に出来杉君がやってくる場面から。

しずちゃんにノートを渡す出来杉君。

それが気になるのび太は、それは何だ?という質問を浴びせます。

すると2人は、

『ヒ・ミ・ツ・・・。ウフフフ。 アハハハ。』

と、のび太の疑問をあえてうっとおしい表現で一蹴します。

 

 

この場面で改めて気が付いたのですが、

出来杉君はしずちゃんの事を「しずかくん」と呼んでいます。

教授か!>出来杉。

 

 

 

 

そんな態度を見てイラッときたのか。のび太は家に帰るなり、

 

 

『嫌な奴!! あんな奴は人類の敵だ!!』

 

 

と、出来杉君をひっそりと罵倒します。

何も出来杉君を

朝○新聞やT○Sみたいに言わなくたって良いじゃないですか。

かわいそうですよ。

 

 

 

ドラえもんは出来杉がどうしたんだと聞くと、

のび太は以下のような説明で出来杉の狡猾さを訴えます。

 

 

 

あいつなんか、

頭はいいし、スポーツ万能だし、男らしくて親切で・・・。

ドラ『悪いとこないじゃない。』

 

 

 

このタイミングの良いツッコミが非常に素晴らしい。

のび太も面食らったような表情で困り果ててしまいました。

まるで民主党の副総理になってしまった人みたいですね。

これにのび太は

「だから嫌いなんだよ」

と、完全に負け犬の遠吠えをかますしかなく、

ドラえもんは

「どうも、君の言う事は分からない」

と瞬時に切り捨ててしまいます。序盤から飛ばしすぎですねコイツら。

 

 

 

次のコマでは、

ママがのび太に、おじさんにペンのセットを貰ったんだから

お礼の手紙を書きなさいとお説教します。

 

のび太はのび太で

「面倒臭いな。余計なものくれるから。

と渋々書き始めますが、ここはまたドラえもん。

「無茶苦茶言ってる。」

と実に見事なツッコミです。的確すぎて減点することも出来ないほどですね。

 

 

 

書き終えたのび太は、ポストへ投函しに行こうとしますが、ふとここで不安を感じます。

ドラえもんが、どうしたんだと聞いたところ、のび太から衝撃的な一言が。

 

 

 

『のびより』と書くところを『のび』よりと書いたかもしれないんだ。

 

 

 

( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚) 何 そ れ

 

仮にも小学校6年生ですよ。もしもコレがマジだったら

高校教育は金の無駄になるから諦めさせる方が懸命な気もしてきます。

でも、確かにこういう不安は無いわけではありません。

皆さんは、外出するときに家の鍵を閉めるでしょうが、

ふと、本当に鍵を閉めたか不安になる事はありませんか?

僕は2回に1回は不安になっています。

 

ガスの元栓締めたかどうか不安になりませんか?

僕は毎回不安になっています。

 

 

 

指摘する資格が無いハルジオンさんですがそれは良いとして、

ともかく気にはなる。けど封筒を破って、字があってたら面倒だ。

そこで登場するのが今回の秘密道具。

『透視台』と『透視シール』です。

これはシールを貼ったものを(略)するものです。

書き上げてから気付きましたが冒頭で説明してましたね。

 

 

早速、のび太の手紙を確認しましょう。

すると手紙にはこんな文章が書かれていました。

(※口に烏龍茶を含んでお楽しみください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じさん

 

ボールペンシル

 

ども ありがと

 

のび犬より

 

※パソコンでは記す事が出来ませんが、原作では犬という字の下にも点がついています。

 

 

 

 

 

だから誤字脱字はせめて修正しろと何度も(ry

それより、三行で終わるお手紙って何だよ。

いつもの僕の説明より酷いし、

最後の自分の名前を大々的にミスるという大失態!

どこの活字ですかコレは。

 

流石にこんなの見せられたらオジサン憤死しますよ。

 

 

 

そして衝撃的な文章を読者に見せ、のび太が間髪入れずに衝撃の一言。

 

 

 

 

 

 

 

『両方に点があるなら まだいいだろう』

 

 

 

 

( ゚д゚)

 

 

 

( ゚д゚ )

 

 

 

(゚д゚ )

 

 

 

( ゚д゚ )

 

 

 

( ゚д゚)

 

 

 

 

二度見しても衝撃度変わらずの爆弾発言。

教育者出て来い!

 

 

さて、話を戻しましょう。この際、のび太がどんな字を書こうと頑張って気にしない事にしましょう。

このシールが使えることに気が付いたのび太は早速、ドラえもんにおねだりしてシールを貰います。

のび太が使う用途と言えば、皆さんも分かってるとおり

自分の発展に役に立たない事ばかりです。

これだけ持って行く。しかも学校のカバンに入れている時点で何に使うかは察しが付きます。

 

 

 

 

 

場面は学校。

のび太は出来杉君のノート全てに透視シールを貼り付けてしまいました。

クラスに1人、必ず嫌な奴って居ますよね。

のび太の行動はまさにその類です。

(※私物を勝手にいじられるのは大抵気持ちの良い事ではない。)

 

 

用途はもちろん、宿題のコピペ・・・いや、丸写しです。

出来杉君は宿題を絶対に忘れない超絶優等生です。

今、ふと頭に

「優等戦隊 デキスギン」

という単語が思い浮かんでしまいました。

何を書いてるんですか>ハルジオンさん。

(※このテキストを書いてる最中、マスクをしてるほどの重症です。)

 

 

 

さてさて、自宅にて透視台を前に出来杉君の宿題を写すのび太。

画面を切り替えて他のノートを見ようとしたとき、

のび太はあるノートを発見します。

 

 

それは、出来杉君としずちゃんだけが知る。

のび太や他人が知るはずも無い領域のノートだったのです。

こ、これは、ま、まさか・・・。

 

 

 

次回に続く・・・。

 

 

 

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