出前電話

 

 

 

 

 

 

 

 

昔のアニメ版『ドラえもん』エンディングテーマ曲が頭で流れていまして、

今更ですが『ホンワカパッパ♪』の意味が気になってきました。

英語で言えば『Do』とか『Does』みたいなもんでしょうか?ハルジオンです。

 

 

 

 

 

さてさて、前回はコミックス9巻のお話をお送りしたわけですが、

色々あった結果、19巻まで飛ばす事にしました。

理由は2つありまして、1桁巻数で随分スペースを使ってる事と、

たまたま僕が今所持してるのが19〜21巻だからです。

 

 

 

というわけでですね。

今回はコミックス19巻より『出前電話』をお届けさせていただきます。

 

 

毎度恒例の3行で分かる説明を行いますと、

 

 

のびドラが封筒を買いに行くのが面倒だからって道具で出前させ、

その他の用事などで、度々のび太が使おうとして迷惑をかけた上に、

最後はのび太の部屋でジャイアンとスネ夫が死闘を繰り広げます。

 

 

内容自体は上記の通りですが、

やっぱり理解に苦しむ説明ですので、まぁ今回もじっくり御覧下さい。

 

 

 

まずは、ママがのび太とドラえもんに『封筒を買ってきて』とお使いを頼みます。

2人とも「はぁい」という色よい返答を返したのですが・・・。

 

 

のび「ドラえもん、行ってこい。」

 

ドラ「のび太、行ってきなさい。」

 

 

 

そんな譲り合いの精神はいりません。

これが電車の中でこういう会話であればまぁ良いですよ。

 

 

 

のび「ドラえもん、席を譲れ。」

 

ドラ「のび太、譲りなさい。」

 

 

まぁ2人とも立つ気は更々無さそうですが、

挿絵の左隅から始まってる物語においていきなり喧嘩腰の2人です。

あまりにも行きたくないせいか、

ドラちゃんがタイムマシンで逃げようとする始末です。

 

どうでも良いから早く行けよ>2人。

 

 

 

そんな2人が窓の外を見ると、

向かいの家に出前のおっちゃんがいました。

これを見たのび太が

「封筒も出前してくれると良いんだよな。」

というワケの分からない事を言います。

封筒1個の為に出前頼まれた方は

「ちょwwwおまwww」

になります。

 

 

まぁ確かに何か買いに行く時に他の事をしてなきゃならんほど忙しい時は、

出前に頼りたい気持ちはありますけどね。

ハルジオン家は、あまり出前には頼らない家庭で、

母がオ○ジン弁当を買ってくる程度です。

僕はぜひ、

大学が出前に来て欲しいと願ってるくらいですね。

(※この場合の2人はどっちも動きたくないからだと思いますが・・・)

 

 

 

くるりんぱ\(゚∀゚)ノ

 

 

 

 

さて、ドラえもんが何でも出前に来てくれる道具として

『出前電話』を出し、文房具屋さんに封筒を届けてくださいという電話をします。

電話線が繋がってないんですけど・・・?

 

 

それは良いとして、

「文房具屋さん?封筒1枚届けてよ。」

という馴れ馴れしい口調なのが気になりますが、

どうやらこの道具で出前をすると確実に届けてくれるらしいのです。

もちろん、文房具屋さんが来て届けてくれたんですが、

これに気を良くしたのび太が早速、

コロコロコミックを本屋さんに出前します。

 

 

 

届けてくれた本屋さんの顔がたいそう不機嫌だったのがポイントです。

 

 

やっぱり気を良くしたのび太がママに

「買い物があったら、どんどん引き受けるよ!」

と言いますが、

お前が買い物に行くわけじゃないだろうが>のび太。

 

 

 

ここでドラえもんが

「買い物に限らず、遊び相手も出前できるよ」という

至極余計な事を言い出します。

 

 

するとのび太は、

しずちゃんの出前をし始めます。

この時の注文の仕方はこの通り。

 

 

「しずちゃんの出前たのみます。1人前おおいそぎで!」

 

 

8人前とか出来るんでしょうか?

それだとちょっとばかり意味がアレになってくると思いますので割愛。

 

 

 

出前出張を余儀なくされるしずちゃんですが、

バスタオルを巻いた状態でのび太の部屋に現れます。

どうやらお風呂に入ってたようです。

大急ぎで頼まれたとはいえ、着替えるくらいはしましょうよ。

世の小学生諸君がムラムラしてしまいますよ(///∀///)

 

 

しかも出前を頼んだのび太ものび太です。

目の保養が出来たのか、

出前が来てすぐに帰宅を許可してしまいます。

しずちゃん、わずか2コマで出番終了です。

ママとすれ違った際のママの『!?』という吹き出しも良い味出てます。

 

 

 

ここでママが先ほどの封筒に手紙を入れ終わったようで、

またもや2人にポストへ投函してこいという指令を出します。

そして例の如く、2人ともまた行きたがりません。

もうやだこの家庭。

 

 

 

するとのび太さん。

「こんな時、誰に頼めばいいだろう。」

と、電話のダイヤル回しながら発言します。

ポストを持ってこさせる気です。いやいやそんな馬鹿な。

いくらなんでもポストが自分から来るわけがない'`,、('∀`) '`,、

 

 

 

 

次コマで、

「ヒ〜」と言いながら知らない人がポストを持ってきました。

ええええええええええええええええええ(´゚д゚` )

 

 

本当に持ってくるとは思いませんでした。

ポストを持ってくる職業なんて知りませんよ僕。

ここでのび太さんが

「おじさんは、ポスト屋さん?」

という完全に人をバカにした発言をします。

おじさんは通りがかりの者だそうですが・・・。

 

 

ポストに投函し終わったら、

そのオジサンはポストを担いで外に出て行きました。

これ、じっくり見てると凄くシュールな光景です。

例えば、出前電話で、

「サン○リー社製の自動販売機を1つ持ってきて!」

と言えば、たまたま近くに居た人が自販機を持ってきてくれるわけです。

1人だと圧死する可能性があるので3人がかりで持ってきてくれそうですね。

はい、迷惑です。本当にありがとうございました。

 

 

 

ポストへの投函が済んだ直後、ママが切手を貼り忘れてた事に気付きました。

あて先は北海道のおばさん。

するとのび太、出前電話で北海道からおばさんを呼び寄せようとします。

こののび太どうにかしようぜ!

 

 

コロコロコミックを読み終わって続きが気になるので、

出前で漫画家を呼び寄せようとしたり、

テレビで大好きなアイドルが映ってたもんだから、

アイドルの出前をしようとしたり、今回ののび太は非常に楽しそうです。

流石にコレは人に迷惑をかけることになると判断したドラえもんは、

出前電話を没収しようとしますが、

のび太が最後に友達に見せびらかしたいという嘆願をしてきたので、

最後にスネ夫とジャイアンを呼び寄せます。

 

 

 

さぁ今日のその時がやってまいりました。

 

スネ夫とジャイアンを部屋に呼びましたが、

どうやら2人は喧嘩(殴り合い)の最中に出前で出張してきたようで、

「ここで続きをやる」(゚∀゚#)

と言った瞬間、バトル開始となりました。

巻き添えを食らうのび太とドラえもん。

便利な道具とはいえ使い方と使い時が非常に肝心な道具であるというオチでした。

 

 

 

 

もしも出前が出来るとしたらどんな出前をしますでしょうか?

ラーメンや寿司などではありきたりな出前システムですが、

有り得ないものを出前するとなれば非常に斬新なシステムに感じるのではないでしょうか。

 

 

例えば、刑務所の出前です。

悪いことをしちゃったら刑務所に出前を頼むみたいな。

こうすると面倒な手続きとかもいらずに牢屋に行けます。

問題は、誰にもメリットが無いことでしょう。

 

 

あと、バスの出前です。

これはわざわざ停留所まで行かなくてもバスに乗る事ができます。

ただ一歩間違えば、バスで玄関が大破する可能性がありますし、

ダイヤが著しく乱れるので迷惑です。

 

 

可能性があるとするならば、

ゲーム・CD・家電製品の出前くらいでしょうかね。

でもそれってネットで事足りるんじゃない?

時代が過ぎ、今は出前もあまり目立たない存在になりました。

出前というか配送というか。

便利だけど変な注文だけは気をつけようって事で!

 

 

 

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