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ジ〜ンと感動する話

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもんの妹君にドラミちゃんが存在しますが、

もしかしたらドラ業界にはもっと多くの男性・女性らしい名前があると思います。

ドラえもんズが存在してるくらいですから、

ドラ子やドラ江やドラ夫やドラ彦やドラリーニョとかあるでしょ。

 

 

あ、最後は存在してるね。ハルジオンです。

 

 

 

さて、ドラシリーズ発足から半年近くが経ちましたが第13回に突入ですよ。

このままのペースなら幕張を抜く可能性が出てきますがそれは良いとして、

今回はコミックス第9巻『ジ〜ンと感動する話』をお送りして、

またコイツ観点がおかしいよと思わせたいところです。

 

 

 

いつもの一目で分かる簡単ドラえもん講座で内容を表すと、

のび太が先生から感動する話を貰ったのに誰からも相手にされず、

道具によって感動させようとして最後は感動させる事に成功。

しかし衝撃的な感動のさせ方だったというものです。

 

またよく分からないという意見が聞こえそうですが、

事実なのでご了承くださいね。

 

 

 

場面は教室でのび太がうなだれてるシーンから始まります。

教室へ先生がやってきてのび太を心配します。

のび太は何故帰らないかというと、テストで0点を取ったから帰れないという

文章だけなら責任感じてると捉えても良いような理由があります。

そんなのび太を今回の先生は励まします。

 

 

 

以下、先生の名言

 

『目が前向きについてるのは何故だと思う?』

 

『前へ前へと進むためだ!』

 

 

 

この先生の言葉に感動したのび太少年は家路につく事を決意します。

ってか感動しすぎています。校門出てすぐに涙流してますもん。

そうかそうか。そんなに感動したのか。

だったらそれを誰かに伝えたくなる事だろう。もちろんのび太はその気です。

「ジ〜ンとさせてやろう」と意気込んでいますが、

言葉の著作権は先生にあるので、まず許可から取った方が良いのでは?

近くに居たしずちゃんとその友達をとっ捕まえて、

のび太は得意気に先生の名言を伝えます。

 

 

 

のび太「目が前についてるのは何故でしょう。」

 

 

 

オイ待て。普通のなぞなぞになってるぞ!

まずこの質問では常識的な問題なのかなぞなぞなのかで躓きます。

確かに言葉としては先生のものと似ていますが、

コマの描写の迫力が桁違いですし、のび太では如何せん説得力が皆無です。

こののび太の質問にクールな回答をするしずちゃんも素晴らしい。

 

 

「きまってるわ、後ろについてたら髪の毛が邪魔だもの。」

 

 

至極正論です。

まぁ後ろに位置してるとしたらそこだけ髪の毛が無い状態が正常だとは思いますが。

これはのび太の意図してるものが伝わってないからでしょうか。

しず友も「ばかみたい。」と容赦のない蹴り方をしててポイントが高いです。

 

 

 

聞く気が無い2人だと判断したのび太はスネ夫をとっ捕まえます。

同じ質問をするとスネ夫はどうやら塾に行く途中だったらしく、

なぞなぞなんかに付き合ってる場合ではないと相手にしません。

 

 

 

帰宅してママにテストの答案を見せる事になりますがその前に、

先生の名言をママに伝えようとします。再度同じ質問をするとママは答えました。

 

 

 

 

「答案を見るためです。早く出しなさいっ!」

 

 

いくらなんでもそれは違うと思う。

答案を見る為に付いてるなら、その時だけ接着すれば良いじゃないか!

それは大人の屁理屈だろうと僕は思うのですがどうでしょう。

先生の名言の続きを屁理屈呼ばわりするママは実は意外と香ばしいです。

 

 

 

のび太は部屋に戻り、言葉を誰も聞いてくれないとドラえもんに愚痴ります。

ドラえもんは伝えたがってるのび太を想い、言葉を聞かせて欲しいと言います。

そしてのび太は先生の名言どおりの言葉を伝えようとしますが、

のび太さん遂にやらかしてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

「あのね、目が前についてるのは前に進むためなんだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

ちょwwwその伝え方は不味過ぎるwww

2つに区切っておかないと繋がりが感じない言葉になってしまいます。

あとのび太さん。それは至極当たり前な話になってます。

 

 

 

 

ドラちゃん理解不能状態(゚∀゚?)

吹き出し3つとも『?』しかない状態になってますし、

適当に選んだこの顔文字が描写そのままです。

感動したくても理解できていないならば無理な話です。

むしろあののび太の伝え方で感動してみたいものですが。

 

 

 

さぁ間違った伝え方をして理解してもらえなかった自分が悪いのに

勝手に不機嫌になったのび太。

これを見たドラえもんは、人々を感動させるための道具をのび太に授けます。

その名も『ジーンマイク』です。

 

 

このマシーンは、拾った音声から感動周波音波を生み出して人の脳を刺激して

どんな言葉であろうと感動させてしまうというものです。

コレを使えばアカデミー賞だって夢じゃありません。

世界に平和をもたらす道具にもなりえるでしょう。

しかしのび太さんは、実に冷めた少年です。

ドラえもんの出したこの道具に疑問を感じ、マイクに向かって

「ほんとかなぁ。」

とボヤキます。

すると・・・ドラちゃんが感動しまくってしまいます。

どうやら効果は本物のようです。

恐らく、凄くいやらしい言葉でもジ〜ンと感動させてしまえると思われます。

どうっすか皆さん。

下ネタで感動する赤ちゃんとか居たら怖いですよね。

大至急、お腹の中に戻す事をオススメしたいです。

 

 

 

さて、外に出たのび太は、マイク片手に「誰か居ないかな?」と言うと、

近くを通りかかった犬に感動されて舐めまわされてしまいます。

もう色んな意味でこの話が分からなくなりそうです。

 

 

そして空き地へ行くとジャイアンが土管の上にいました。

のび太は感動させてやると言うとジャイアンは大爆笑。

コレに腹を立てたのび太さんはジャイアンに対して

「首を賭けてもいい!」

という強気な発言をします。

早速、仲間を集めてマイクへ声を・・・あれ?

 

 

マイク落としちゃったみたいです(´Д`;)

 

 

これじゃ感動させられません。

というか、のび太のキャパシティを考えるとマイク無しで感動させる確率は、

宇都宮市から餃子が無くなるくらい低いです。

これに呆然とした皆ですがジャイアンは都合のいい約束だけは忘れない性格です。

 

 

ジャイアン「首をよこせ!」

 

 

と、のび太を追いかけます。

このシーンはセリフで見れば緊迫していますが、

逃げてるのび太の表情に緊張感が皆無なので、全く触れる必要性も無いです。

というか次のコマからは普通にマイク探ししてますし・・・。

 

 

 

すると、車のクラクションの音が。

コレに感動するのび太。

読者がマイクの存在を知らなければ、極度の精神病です。

この感動にピンと感じたのび太はその方向へ向かいますと、

赤ちゃんがマイクを持っていました。

その赤ちゃんが道路に居たので、車がクラクションを鳴らしていたのです。

ふぅ、無事に見つかってよかったね!

 

 

いや、良くない。

赤ちゃんがどうして道のど真ん中で座ってるんだ!?

 

 

親は何をしている!

赤ちゃんが危うく轢かれそうになったかもしれないんだぞ!

現代でも問題になっている馬鹿親状態ですよ。

子どもが馬鹿なんじゃなくて親が馬鹿な時代って先が真っ暗ですね。

とまぁ社会風刺はこんな程度で良いとしまして・・・。

 

 

マイクを見つけたのび太は早速みんなを集めようとします。

しかしのび太を無視して公園へ走っていく子ども達。

そしてドラえもんも一緒です。

どうやら公園に「西条ひろみ」という有名人がロケをしにきているようです。

 

 

名前からして

ヤングマンと高須クリニックの混合種

である事が容易に分かります。

なるほど、この時代は絶頂の人気者だったのですね。

ちなみにハルジオンさんは、中学生になるまで、

この2人の違いがほとんど分からなかったほど文化音痴でした。

 

 

さて、ロケがスタートして犬と並列移動しながら歌うひろみ。

コレに感動しまくったしずちゃんは

「ね!ね!のびちゃん!なんて感動的な歌なのかしら!」

と、のび太の胸倉を掴みながら叫んでいます。

 

 

コレにやきもちのような感情を抱いたのび太は、

「ちょっとばかし声が良くて歌が上手いだけじゃないか。」

と、ボヤキます。

 

 

それだけで十分な時代なんですから大目にみようよ。

 

 

 

さぁ、そんなところでいよいよマイクの出番です。

ここでマイクを使って歌えばたくさんのギャラリーから注目されます!

よし、のび太。今こそマイクを出して歌うんだ!(フラグ立ちました)

 

 

 

しかしのび太のズボンにマイクが引っ掛かってなかなか取れません。

でもロケは始まったばかりなんだからそんなに急がなくても・・・そのときです!

 

 

 

 

 

 

 

 

「プゥ〜」

 

 

のび太さんのメタンガス音をマイクがナイスキャッチ!

 

 

 

コレに感動するギャラリーのみなさん。

ドラえもんの表情なんか、

ドラ焼きで作られた富士山を見たような状態です。

さぁ、大変だ!

のび太が人々を感動させたのは自分の言葉でもなく声でもなく、

お尻から発射されたガスの音だったのです。

 

 

この耐えられない感動に心を打たれた大観衆は、

のび太に釘付けです。

 

 

ドラえもんは涙を噴出しながら

「おぉ!なんと感動的なおなら!」

 

 

と、褒めてるようで凄い内容の言葉を叫んでいます。

というか、みんなのび太に対して感動しすぎです。

そんなに爆音のメタンガスを噴射したのでしょうか?

 

 

流石にコレには感動されても嬉しくないのか。

あるいは恥じらいを感じたのか。

のび太さんは逃げるしかなかったのです・・・。

 

 

 

 

以上です。

人を感動させる手段は色々とあります。

言葉で感動させる。スポーツなど結果と過程で感動させる。

ドラマなどの展開と演技で感動させる。

さまざまなバリエーションがあるのです。

しかしドラえもんという世界において感動のさせ方はその限りじゃなかったのです。

オナラで感動を呼ぶ。

 

 

藤子先生の素晴らしい発想が笑いを生みました。

ともかく、人に何かを伝える時は言葉を選ぶことが重要なのです。

そうじゃないと、のび太のように誰からも相手にされなくなってしまうかもしれませんよ???

 

 

 

 

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